ひとくちにSMプレイといってもそのプレイ内容はさまざまです。しかし、みなさんがイメージするものといったらなんとなく共通するところがあると思います。代表的なものはやっぱりブリーフ一丁の男性が女王様にロウソクやムチを振るわれている、首輪をつけられてた女の子が檻に入れられいたぶられている……そんなところですよね。
拘束プレイや羞恥プレイ、ムチ打ちやロウソクたらしなどの苦痛プレイ、どれもSがMに対して一方的に好き勝手やりたいことをやっているような場面が想像されますよね。
SM初心者のほとんどが勘違いをしていることなのですが、これはSがMに対してただやりたいことをやっているのではないんです。
SがMの望んでいるプレイを汲み取り、それをSがMに与えているというのが正しい構図です。
ではもしSがMに対してただただやりたいことを思う存分にやっていたとしたらどうなるか?それはSMプレイでもなんでもなく、ただ虐待であり暴力行為です。そこに愛はありません。
不思議ですよね。立場的にはなんでも出来て自由なはずのSが、実はMの心境ひとつに左右される不自由な存在だったなんて。Sはよくご主人さまと呼ばれて、完全なるご奉仕をされる側と思うかもしれませんが、その実は逆だったりするのですからおもしろいものです。
[icon image=”point-b-b”]Sに必要なものはパートナーの性癖や嗜好を理解すること。
[icon image=”point-b-r”]Mに必要なものはSに対して絶対的な信頼をすること。
これはどっちが男女だろうが同じことです。傍若無人に見えるSMの女王様も、その内面では「次はどんなプレイを望んでいるのかしら?こうしたら喜んでくれるのかな?」とまるで恋する乙女のような心境だったりするのです。
よく言われる使い古された言葉ではありますが、SMのSとはサービスのSであり、Mは満足のMであると。奉仕(サービス)されているようで、実はしている側だったりするのです。
カップルとして付き合っていたり、結婚していたりといった元からのパートナーとマンネリ防止のためにSMプレイをはじめてみたい、という人も多いと思います。そんな人にこそ、SMプレイはうってつけとも言えます。なにせSMプレイを始めようと思ったら、お互いを強く理解し信頼することが自然と必要となってくるプレイなのですから。
そうでなくても単純にSな性癖の男の人にとっては彼女や妻を自分が独占していて、そんな自分に身を任せてくれているという状況に征服感を刺激されて強い満足感を得ることが出来ますし、Mな性癖の女性にとっては自分がされてみたい行為をパートナーにしてもらうことで、愛されている実感も加味されることで普段のセックスでは決して味わえない肉体からも精神からも来る極上の快楽を味わうことが出来ます。
なにも性欲を満たすためのアブノーマルなプレイとしてではなく、より一層パートナーとの愛を深め合う行為であり、お互いの存在の大切さを強く実感するためにも、SMプレイというのは実に効果的なプレイなのです。
ただ、皆が皆そういった恵まれたパートナーがいるとは限りません。SとSのカップルだったり、MとMのカップルだったりするのもよくあることです。むしろSとMがぴったりくっついたカップルのほうが珍しいことでしょう。
だからといって諦めてしまうのは早計です。なにせいまはスマホが1台あればなんでも出来る時代です。そう、SMパートナーだってインターネットですぐに見つかるいい時代になったのです。今の彼女や妻は大事だけど、それとは別にSMプレイを人生で一度は楽しんでみたい。そんな人にこそ、秘密のSMパートナーを探せるSM出会い系がぴったりなのです。