こちらではSMプレイで縄を初めて使う初心者のかたに向けた縛り方や緊縛方法の解説と紹介をしていきます。
「拘束さえできればいいんだろう」と乱暴な縛り方をしてしまう人もいますが、独自の縛り方は怪我のもとですし、きちんとした正しい縛り方が存在します。
漁師になってまず学ぶことはロープの結び方なんだとか。商売道具である漁船と港をつなぐのはたった1本のロープですし、もしハンパな結び方をしてしまって縄が外れ、沖に流されていってしまえば一巻の終わりです。
ですから、必ずきちんとした結び方を最初に学びますし、何種類もの目的に沿った結び方が長い歴史の中で確立されていっているのです。
それはSMだって同じことです!なんていうと漁師さんからは怒られるかもしれませんが(笑)。でも、漁師さんたちにも負けないくらいの多種多様な結び方や、江戸時代から続く捕縄術としての歴史なども含めてしっかりとした成り立ちがあるのです。
漁師さんにしてもSM愛好家にしても、先人たちの知恵を借りているのは同じこと。ありがたく活用していくようにしましょう!
縄の扱い方
縄は半分に折ってつかう
まず基本的なこととして、縄は半分にたたんだ状態で縛ることがほとんどです。
これは1本だけで縛るよりも安定感が増しますし、身体への負担も1本で縛るよりも2本で縛ったほうが掛かる力が分散することで、強く食い込んでしまうことを防ぐという目的もあります。
ただ、プレイ中にいちいち半分にたたむのは面倒ですよね。
よって、基本的にはプレイを開始する前にまずは2つに折った上で、端っこを結んでおくことをオススメします。
縄の保存はざっくりと束ねた状態で
細かい話にはなりますが、縄を保管する際はざっくりと束ねた状態をオススメします。
とぐろをまいたヘビのように、ぐるぐると巻いて保存する方法もあるのですが、いざつかうという時に解くのに時間がかかりますし、急いで外そうとするとからまってしまうことも。
さっと持ち出せて、すぐに外すことのできる単純な束ね方で保存しておくのがベストでしょう。また、きちんとした麻縄などであれば保管する場所にも気をつけましょう。
アクリル素材の合成繊維などでしたらそこまで気をつかわなくてもいいですが、植物由来の麻縄などは要注意です。高温多湿の場所ではカビが生えたり、湿気を吸って変質してしまうことも考えられます。
ビニール袋にいれてしまうなどもご法度です。通気性がわるくなり、熱や湿気がこもるため、環境としては最悪です。
そういう意味では車のトランクなどもお薦めはできません。しかし、ご家族に内緒で外でSMプレイを楽しんでいるというお父様であれば、万が一に縄が見つかったとしても違和感のない場所でもありますので、適度に陰干しするなどの手入れを怠らなければ問題ありません。
手首と足首の縛り方
手首と足首の縛りは基本中の基本になります。人間、手と足が動かなければなにもできません。
文字通り、手も足も出ないというわけです。人間の行動と自由を奪う手首と足首の縛りは「お前は俺の支配下にあるんだぞ」というSとMの主従関係をより色濃く感じさせてくれるプレイです。
ただ、どちらも「首」という字がついているように、きつく締めるような縛り方はご法度です。
きつく縛られてしまうと血の流れが止まり、「うっ血」によるしびれなどが起こりえます。そのまま放置しておくと怪我の原因になりますので必ずきちんとした縛り方を覚えましょう。
手首の縛り方
まずは基本中の基本、手首の縛り方からです。
まさにお縄を頂戴するといった感じそのものですね。悪いことをした人は両手をつきだして手錠をかけられるイメージが浸透しているように、「手首を縛られることは服従であり、その相手に屈してすべて従う」という象徴でもあります。
縛る方法自体はシンプルでとても簡単なものなのですが、緊縛プレイにおいて手首を縛らないことは稀というくらいに頻出する縛り方です。
重要なのは4番の「手首に巻いた縄の内側にもう一度いれて縛る」部分です。これをしないとぐらぐらとゆらついた縛りになってしまいますし、必要以上に締まってしまうのを防ぐ効果もあります。
まずは縛ってみて、相手の感想を必ず聞いてみてください。痛いところ、キツいところはないか、逆にゆるく感じるところはないか、と。
見た目にはきれいに縛れていたとしても、しっかりと縛れているかどうかはまた別だったりしますからね。
足首の縛り方
続いては足首です。基本的には手首とまったく同じ構造になっています。
足首は手首と違って痛みに鈍感な部分があり、多少無理がきいてしまうというメリットとデメリットがあります。
きつく縛ったつもりはなく、きつく縛られていた自覚もなかったのに、実はきつめに縛られていて気づかないうちにうっ血していた……なんてこともありますので気をつけましょう。
手足首の縛り方
これまでは手首と手首、足首と足首と合わせて縛ってきましたが、手足首の縛りというのは手首と足首で縛る方法です。両手足首をこうすることで自然と脚を開いてしまう格好になりますので、羞恥レベルはかなり高いと言えるでしょう。
初めてこの縛り方をされた女性というのは、なんとか脚を閉じて陰部を隠そうとします。しかし、この状態でいれられるチカラはたかが知れていますので、いとも簡単に「観音開き」にすることが可能です。
普段のセックス中に何度もしてきた格好かもしれませんが、拘束状態での観音開きというのはまったく別物の恥ずかしさがあるそうです。人間、恥ずかしい思いをするとつい顔を手で覆ってしまいますが、その顔を覆う手も自由にならないので表情を隠すことすら出来ません。
拘束されるというのはどういうことなのか、を身をもってわからせることのできる手足首の拘束というのは入門用でありながら、入門レベルを超えた効果をもたらすことができるでしょう。
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いきなり人間相手は怖いと感じる人もいるかも知れませんが、むしろ人間相手でしかわからない反応や力加減などを正しく学ぶためにも、最初から人間相手で練習することがベストです。
体験談から学ぶ、失敗しがちなポイント
実際に人体相手に縛ってみて初めて分かるポイントは非常に多いです。
画像や映像ではいとも簡単に縛っているように見えるのですが、それもそのはず。解説なのですから慣れた人がやっているのですし、成功した部分しか記録に残さないので、とても簡単に見えてしまうというカラクリです。
手首や足首の縛り方はたしかに簡単な部類なのですが、初めての人にとってはそれでも難しく失敗してしまいがちです。
特によくあるのは「内側を通し忘れる」失敗ですね。ただぐるぐる巻いただけでは簡単に緩んでしまいますし、緩まないようにきつく結ぶと怪我の元です。
横軸と縦軸の巻きを組み合わせて十字の形をつくることは、すべての縛りの基本になってきます。
結び方のコツ
結び方のコツとしては、最初に紹介したように縄を半分に折りたたんで2本ラインを基本とすることですね。
そして初めてであれば「ゆるめに結ぶ」ことを意識しましょう!
というのも、初心者は「きつく結んでしまう」ことが圧倒的に多いのです。ゆるかったら徐々にきつくしていけば相手は痛みも不安も覚えませんが、まずきつく結んでしまうと相手は身構えてしまい、体がこわばることでさらなる怪我を誘引してしまいがちです。
普段の生活でヒモを結ぶ行為といえば古新聞やダンボールなどをギュッとまとめるときくらいでしょうから、その時と同じ力を込めたとしたら明らかに強すぎになってしまいます。
ですから、まずはゆるめに結ぶところから初めてみるのがコツと言えるでしょう。