SMプレイの華とも言える緊縛プレイですが、いざ始めようとするとなかなか大変なものです。
わたしも初心者だったころは「こんな難しそうなこと、自分にできるのか?」と不安でいっぱいだったものの、縛れる人に対して強いあこがれを持っていたことを思い出します。
お手軽にできるソフトSMもいいのですが、せっかくSMプレイの魅力を知ったのであれば、より深く味わえる緊縛プレイにステップアップしてみたいと考えるのは当然のことですよね。
しかし、縛り方を練習するためには相手が必要というのが厄介なんです。
友人に頼むわけにもいかないし、SM出会い系で練習相手を探すのもいいけど、もたもたして失敗してしまう姿を見られるのも恥ずかしい……、なんて思っている人も多いことでしょう。
今回は家にいながら一人で縛り方を練習する方法について解説していきたいと思います。
自分の足を使ってみる
もっともお手軽で実戦に近い練習方法としては、自分の足を使って縛る練習をすることですね。
たとえば足首同士を縛るもっともスタンダードな縛り方などであれば、ほぼ本番と同じ縛り方で練習ができます。
また、自分の足首を相手の手首に見立てれば、後ろ手縛りといった少し難しい縛り方の練習もできてしまいます。
どちらも何度も使うシーンがあるベーシックな縛り方ですから、練習しておいて絶対に損はないですね!
自分の足を使うもう一つの利点としては、縛る強さやロープの材質といった感覚を自分の身でもって体験できることですね。
痛いと感じるのはどれくらいの強さなんだろう?このロープは縛りプレイに使えそうだけど、どんな感覚なんだろう?と、相手側の立場になって体験することで、事前に調整できるのがメリットです。
縛りは強すぎると不必要な痛みを与えてしまうし、弱すぎても縛られている感覚が得られないものですから、ちょうどいい強さを自分で見極めましょう!
ペットボトルや人形などで練習してみる
知識や仕組みとしての理解に便利なのが、ペットボトルや人形といった小さいサイズのものをヒモで縛る練習方法です。
特に亀甲縛り(菱縄縛り)の練習には最適とも言えますね。
おそらくSMプレイでもっともメジャーな縛り方でありながら、一度理解してしまえば実は簡単なことでも知られている亀甲縛りはぜひマスターしておきたい縛り方です。
こちらは人体を縛るわけではないですし、縛り方の手順をただ練習するだけですから、タコ糸やビニール紐など、とにかく手持ちのヒモであればなんでもいいというのも楽ですね。
ペットボトルであれば1.5Lタイプのものが大きくて縛りやすいですし、中央がくびれているタイプのものであればより雰囲気が出るのでおすすめです。
あるいはリカちゃん人形のような手のひらサイズのものでも練習はできます。もっとも、それはそれで違う趣味に目覚めてしまうかもしれませんが……(笑)
枕や布団で練習してみる
こちらは上記2つの中間の練習方法で、人体のような感覚とサイズで練習したい人にオススメです。
枕はちょうど人間の胸板のような厚さとサイズ感ですし、ほどよい柔らかさなこともあって身近なもののなかではもっとも練習に適したものですね。
布団もうまい具合に折りたたんで人間大のサイズにしてしまえば、全身を縛るような緊縛プレイの練習に利用できます。
ただ、こちらの注意点としてはついつい強めに縛るのがクセになってしまうので、いざ人体で実践する時には気をつけましょう!
本番が一番の練習です!
今回は自宅でできる練習について解説させていただきましたが、なんだかんだで一番いいのは実際に人間相手に縛ってみることです。
これはもう間違いありません!上達への最短ルートです!
そんなん言われてもそもそも相手がいないし……と思うかもしれませんが、SM出会い系では練習目的の出会いも数多く成立しているんですよ。
やっぱりまずは不慣れな初心者同士で会ってみたいと考える人は男女ともに多いみたいで「わたしと同じ初心者の人いませんか?」という書き込みは毎日のようにされています。
私も最初はそういう出会いからはじめて、経験を積んでいきました。
単純に一人で練習するよりも、セックスで楽しみながら練習までできてしまう!というほうがお得ですしね(笑)
正直に縛り方が不慣れなことを伝えて思いっきり練習するもヨシ、まずは一人である程度練習して、自信をつけてから挑むのもヨシです!