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SMビデオ鑑賞のススメ

advo042pl突然ですが、あなたはオナニーをするときになにをオカズにしていますか?一昔前までは紙媒体のエロ本…そのまた昔ではビニ本なんても呼ばれてましたね。あれはあれで今でも風情があって好きなのですが、多くの人はビデオやネットの動画をオカズにしているのではないでしょうか?

かく言う私もその一人です。いまやふと思い立った時にエロいワードで検索するだけで希望通りの画像や動画が出てくるわけですから、ほんとすごい時代になったものです。ただのノーマルなものだけではなく、SM系のコンテンツも山ほど…それも細部のジャンルにわたっていろいろありますからね。全身をラバーでつつんで呼吸するだけの穴を確保して、掃除機で空気を吸って、まるで壁に閉じ込められた石像のようにくっきりと人の形が浮かび上がるプレイ…いわゆる圧迫系プレイなんかもいろんな情報があるわけですから、マイノリティのひとにこそインターネットは優しいのかもしれません。

さて、本題に戻りますが、私が普段オナニーをするときというのは、実はごくノーマルなAVをみてたりします。SM系のAVもいっぱいありますし、これからもどんどん見たいです。でも、いまは知識欲が先行してしまってオナニーに集中できないという問題が発生してしまっておりまして…(笑)ついつい盛り上がる場面になると「なるほど!ここでこうするのか」なんて思ってしまって、気づけば手が止まっていたりなど。

なので普段は集中できるように、一般的なAVを見てることが多いです。逆にSM系のビデオをみるときは正座するくらいの気持ちで見ちゃったりしてますね。やはり普段なかなかお目にかかれない世界ですから、ビデオという媒体でいつでもどこでも気軽に見れるというのは便利ですよね。本や画像ではいまいち伝わりづらい、その場の雰囲気や空気感というものまで伝わってきますから、教材としてもオカズとしてもやはり動画が一級品といえるでしょう。

ただ、気をつけたいのは「動画を見ただけで自分も出来る気になってしまう」というパターンですね。初心者のころは私もこれに陥ってしまい…迷惑をかけることになってしまったケースもありました。あれは今でも戒めとして鮮明に覚えています。動画の出演者がいとも簡単にやっていると、何だ簡単じゃないか、と誤解をしてしまうわけですね。特にSMというのはパートナーがいてこそのプレイです。そのパートナーに負担をかけることにならないよう、初心者のうちはとくに気をつけたいですね。


ソフトSMとハードSMの違い

ソフトSMとハードSMの違いとは何か?

SMに興味がある人からはとてもよく聞かれる質問です。

しかし…これといって明確な定義がないのも実情です。なにせソフトSMという言葉が生まれて、まだ十数年しか経っていませんし、昔はSMといえば今で言うハードSMを指すことが当たり前でした。

なので人によってその境界線はさまざまで普遍化できていないのですが、あえて私が思うところの一般的な線引きというのは「身体に痕が残るものがハードSM、残らないものがソフトSM」というものです。

これを言うと、大抵の人は納得してくれます(笑)

具体的なソフトとハードのプレイ内容

目隠しだったり、柔らかい布や手錠での拘束、恥ずかしいポーズをさせたり、そして言葉責めやわざと照明を明るくしてのプレイ…これらはすべてソフトSMというわけですね。

ハードSMにはなにが当たるかといえば、荒縄でのキツめの拘束プレイだったり、金属のリアルな手錠での拘束、ムチやロウソクを用いた激しいプレイ。これらはしばらく痕が残りますので、ハードというわけです。

これはあくまで私が考える線引きであり、正しい訳ではありません。ですが、大きく外れているとも思っていません。

怪我の危険性の有無という点でも分けることができると思います。そういった意味でも、まずはソフトSMから入門というのは絶対的に正しいと言えますね。

でもソフトSMでは物足りなくなってきた…長くSMを続けていたら、そう思う瞬間が必ず訪れます。そういった時に、どうハードSMに移行していけばいいのか?

もし貴女に固定のパートナーがいるのであれば、少しずつゆっくりと相談して様子を見ながら進んでみてください。SMプレイに正解というものがありません。パートナーの数だけSMの姿というものがあります。

ソフトかハードか?そんな言葉にとらわれ過ぎるのもNG

むしろ自分たちに合ったSM行為を探し求めること自体が素晴らしい行為といえます。SMは急いで結果や答えを求めるものではありません。その過程のほうが大事だったりします。子供や学生の頃はそうでしたよね?ですが、大人になって社会にでると過程は評価されず、結果だけを求められます。

それに慣れてしまい、SMにおいても同じことをしてしまいがちですが、それは大きな間違いです。パートナーと、ああじゃないこうじゃない、といろいろ試行錯誤する段階こそが一番楽しい段階といえるかもしれません。

そういった固定のパートナーが居ない人であれば、慣れた人に教わるのが一番でしょう。SMというのは経験や熟練が大きく左右する世界です。熟練者のプレイを受けることで発見することが多くあります。

なのでSM専門出会い系というのはとても重宝しますね。教えるのが好きなSM熟練者というのはとても多いです。そういった人と気軽に知り合えるようになる出会い系は、本当にありがたい存在です。


あそこを見られるのが大好きな彼女

800sm12061900321彼女は、なんでもいうことを聞くようになってしまった。
最初は、ちょっと好奇心が強い女の子だっただけだが、私に会ったのが運のつき。
また、彼女もそういった欲望があったのだろう。
エッチな事に関しては、私の言うことをなんでも聞くようになってしまったのである。

 

いい女いないかなぁ、とSM出会い系をあさっていた。
直前まで付き合っていた彼女は気が強く、正直疲れた。
今度は、わがままいわず、私のいうことを聞いてくれる人がいいなぁ。
そう考えて、なんとなく、SM出会いサイトで、Mっ気のある女性をさがそうとしたのだった。
そこで、見つけたのが彼女。
ちょっと変わったエッチがしてみたいということで、登録していたらしい。

 

ちょうど、私の希望とあった。そのため、やり取りをするうちに会う約束が取り付けられ、実際に会えたのであった。
まぁ、ちょっとエッチなことに好奇心がある子だった。
騎乗位をやってみたいとか、そんな感じで始まっていったのだが、私が調子こいていろいろと命令したら、
そのように動くようになっていったのである。たとえばフェラチオなんかも、私の好みのようにすっかり仕上がってしまった。

 

ところで、気づいたことが一つあった。彼女は、自分の裸や恥ずかしい所を見られるのが結構好きだったのだ。
触られるよりも、明るい所でじっと見られると想像をかきたてて濡れてくるのだ。
もしかして、露出なんかさせたらいいのかなぁと思っていたのだった。

 

ある時、街を歩いていると、ストリップ劇場があった。ちょうどやっていたのは素人大会。
そこで、ちょっと閃いた。彼女にやらせたら面白いだろう。
そこで、次にあったときには、ベットの上から応募させてみたのだった。

 

その後、見事面接に合格。彼女は10日間ステージにたつことになったのだ。
始めてみたら私の予想は的中。彼女は恥ずかしいながらも彼女の性癖にぴったりだ。
「おじさんたちの目がね。私のあそこに集中してるって、わかるのよ」
と嬉しそうに彼女は語る。
もちろん、素人大会なので、マスクみたいなものはしているが、当然、素っ裸でステージにたつ。
ステージ毎に彼女はあそこを見つめられ、濡れてしまうのだった。
「会ったこともない初めてあったひとに、あそこを見せるって卑猥よね。」
とはいいながらも、彼女は仕事として、開いて見せている。
彼女のあそこは、見つめられててかてか光っているので大人気らしい。
当然、ポラロイドで写真も撮らせているので、きっと彼女のあそこの写真で抜いているやつは何人もいるだろう。

 

こうして、ステージ上がりに私は、彼女のあそこに息子を突っ込み毎晩楽しませてもらった。
彼女は、ステージでは欲望を我慢しなければならないので、よがり狂う。
このときの10日間は、かなり充実した性体験だった。
彼女もまた、やりたいといっているので、今度はパイパンにしてよく見えるようにしてあげようと考えている


撮られるたびに変態になった彼女

2ubloFjRs75C6JV9fJ0VaKor13XamNXLSM出会い系サイトには、ちょっと変わった女性がいることもある。
そういう中で、ちょっと普通っぽい女性に出会えたのであった。
「ちょっと変わったエッチをしたい」
まぁ、縛ったりとか本格的なSMではなくて、ちょっと変わったことがしたいという好奇心だろう。
私もハードなのは好きではないので、ちょうどいい。

 

まぁ、ちょっとやり取りしてまずはあってみることになった。
嬉しいのは、ちょっとエッチなことをしたいということが大前提であること。
口説くとかそういうのが一切ないのが楽である。
ということで、待ち合わせ場所も、ホテル街の近くの駅にする。

 

実際会ってみると、おとなしそうな女の子。ただし、スタイルはものすごくよい。
年齢も20歳をちょっと超えた所というので、肌も張りがあって綺麗そう。
これは写真を撮ったら綺麗そうだ。
ということで、今回はエッチな写真をとることにした。

 

ホテルへ道すがら彼女に、撮影はどう?ってきくと、恥ずかしそうにYESという意思表示。
なので、ホテルへ入って、携帯のカメラで写真をとってあげる。
勿論、暗くては綺麗に取れないために、明かりはつけっぱなしで、彼女にはあそこを拡げたりと、これまでやったことない、恥ずかしい格好をさせたのであった。
そうしていると、何もしていないのに、彼女のあそこは大洪水。
エッチな姿を撮影されるということが、彼女のツボにはまったらしい。
そこからハメ撮りなどをして、性欲をみたしたのだった。

 

家に帰って残ったのは彼女のエッチな写真。
綺麗に取れているので、投稿雑誌に投稿すると、採用されてしまう。ちょこっとお小遣いも入ってきたので、
これはいい。
早速、彼女をよびだして 撮影プレイ。
これが、回を重ねることにエスカレート。
部屋の中から野外へとだんだん進化していく。
勿論最初は人がいないところからのスタートだが、だんだん、人目の多いところで一瞬のスキを狙ってというのが
常習化。もちろん、これで興奮した彼女と交わるのはお約束。
その後は、写真を投稿してお小遣い稼ぎと、私は趣味と実益を兼ねたいいアルバイトを得たのであった。

 

彼女も投稿雑誌に掲載されるのが楽しくなって、どんどんアイデアをだしてくる。
完全に露出好きの変態女へと変貌した。
「私のエッチな姿みて、オナニーしているのかな」となんだか嬉しそうにしゃべる彼女は、
エッチにしか頭がいかなくなっていった。

 

そのうち彼女にファンがつき、要望に従ってパイパンに。
毎日お手入れしているみたいだが、友達と温泉に行って困ったらしい。
さすがに本当のことをは言えず、彼氏にそられちゃったと嘘をついたらしい。
とはいうものの、彼女はパイパンを止める気配はない。
「パイパンの方が、みんな喜んでくれるんでしょ」
とすっかり、自分のエッチな姿が沢山の人の目に触れることを楽しんでいる。


SMプレイにもっとも大事な要素とは…

SMを始めたての人というのはどうしても形や技術に目が行きがちです。たとえば縛り方なんかはいろいろな種類がある上に、芸術性も高いためついついそっちの勉強をしてしまいがちです。

それはそれで間違ってはいないのですが、SMプレイに一番大事なものを忘れてしまっては本末転倒です。

ではなにが一番大事なのかといえば…それは「愛情」です。

そう聞いて、どこかこっ恥ずかしさを覚える方もいるでしょう。しかし、私は断言します。愛情こそがもっとも大事なエッセンスだと。

なにもここで言う「愛」とは、永遠の愛を誓う…夫婦のような愛とはまた違う形の愛です。相手を思いやる気持ちが愛情になるのです。そういった意味では、SMプレイ専門店の女王様は愛に満ちあふれているといえるでしょう。

もし愛情がなければどうなるか?それはただの「いじめ」であり「暴力」にしかなりえません。一方通行である以上、相手に不快感を与えてしまいます。

愛があるゆえに、その愛の表現として「虐める」のであり、愛情の確認そしてそれをさらに増大させる手段や行為としてのSMなわけです。私は貴方のすべてを認めて、私の全てを認めてもらいたい。そういった深い愛情があるからこそ、自分のもっとも恥ずかしい姿までをもさらけ出すことが出来るわけですね。

そしてSMプレイと聞いて真っ先に思う浮かぶことは目隠しであったり、手足の拘束だったりします。なぜそういった行為がSMの代名詞となっているかといえば、きちんとした理由があります。

まず、目隠しは視界を奪うもの。手足の拘束は行動の自由を奪うもの。そして相手に委ねるという行為です。極論ですが、そういったプレイを始めた後に相手が包丁を持って近づいてきた場合、こちらは殺されるしかない。大げさにいえば生殺与奪権を相手に握られるという状況なわけです。

それは相手を信頼してるという気持ちを、形に表す行為になるのです。

そして拘束される側の行為にも意味があります。自由を奪われて相手にされるがまま…。普通に考えればそれはストレスではありますが、ストレスがあるからこその気持ちよさがあります。それは解放された瞬間ですね。

拘束があるからこそ解放がある。ストレスがあるからこそ快楽がある。SMプレイというのは後者を強く得るための前準備であるとも言えます。そういった意味でも、真のSMプレイの気持ちよさを知ることができるのはMのほう…ということが言えるかもしれませんね。

SMのSはサービスのS。Mは満足のMという言葉がありますが、まさに言い得て妙ですね。


SMプレイにおける大前提!

SMプレイはしたことがないけど、興味がある…。そういった方がここを読むことがあるかもしれません。これまではある程度、経験者のかたへむけた記事を更新してきましたが、ここでは未経験や初心者の方へ向けた「入門編」といった内容を発信してみたいと思います。

まず、SMプレイとはなんなのか?一言で表すとしたら信頼関係です。Sな人はMな人がなにを求めているのかを表情や仕草から察せるほどの親密度、Mな人は肉体的な刺激の加減のすべてをSの人へ委ねることが出来る信頼。その両方がなければ、真のSMプレイというものは成立しません。

しかし、最初からこの二つが揃っているなんてことはまずあり得ません。まずはソフトなものからはじめて、徐々に2人の信頼関係を築いていき、その結果として先述したような阿吽の呼吸が生まれてくるわけですね。

もう一つ大事なこと。それは健康的な肉体です。スポーツや筋トレなどで鍛えておく必要はありませんが、SMプレイには肉体的な負担や緊張を伴うものも少なくありません。持病がある場合は、プレイがきっかけで発作が起きてしまうケースも多々あります。

そして、当たり前ではありますが、双方ともに合意のもと行われるものです。どちらかだけの一人よがりなプレイはSMとはいえませんし、強引なSMプレイというのはただの暴力であり糾弾されてしかるべきものです。

イレギュラーな事態ではありますが、もしプレイ中に火事や地震が起きた場合のことも想定しておきましょう。自分ではすぐに解けないような高度な拘束をしたあとに、そういった災害がおきてしまい、相手を解放することが出来ずに逃げ出した場合は罪に問われることもあり得ます。

なお、SM初心者のかたは恐る恐る慎重にすることが多いので心配はいりませんが、少し慣れてきた手合…中級者の方に多いのが、肉体的な限界の境界線を見極められないことです。これはほんとうに危険で、大怪我を伴うことも少なくありません。

そういった意味でも調子に乗らないことは大事ですが、SMプレイ中というのは高揚したトランス状態にもなりがちで、正常な判断ができなくなります。もしプレイ中に「もうこれ以上はガチで無理」と感じた時に発する合言葉を決めておきましょう。

これがなぜ大事かといえば「もうやめて!これ以上はダメ!」と本気で思っていたとしても、SMプレイ中にこんなことを言われても「お?もっとして欲しいのか?」という誤解を与えてしまいがちです。結果としてむしろ煽ってしまう場合があるわけです。

そのため、本気で止めて欲しい時は「ストップ!」という合言葉や「タップをしたり、つねったりする」などの合図を決めておきましょう。これがあれば未然に防ぐことができますし、ここが限界なのかという学習を得ることも出来ます。

SMというのは着実に1歩1歩進んでいくものです。焦って段階を飛ばしてもいいことはまったくない、ということを覚えておきましょう。


はじめるならまずはソフトSMから

いつ頃だったからか、ソフトSMという言葉が生まれました。この言葉を作って広めてくれた人に対しては感謝してもしきれません。この言葉が出来たおかげでSMプレイのハードルがぐっと下がり、SM人口が一気に増えたと思われます。

もともとSMプレイというものに願望をもつ人(特に女性)というのはとても多いものと言われています。某大手アダルトグッズ販売サイトのアンケートにて「SMプレイに興味があるorしてみたい」という質問に対して実に8割弱の女性がYesと答えたそうです。

ただ、アンケートに答えた女性がアダルトグッズを求めているような性に積極的な女性ばかりということを考えると多少は差し引く必要があるかもしれません。それでも一般女性を無作為に選んで同じ質問をしたとしても5割以上はYesと答えることでしょう。

ソフトSMならしてみたいな、と思う女性は具体的にどんなプレイをイメージしているかというと…。

・目隠しプレイ

・ネクタイやクッションが付いた手錠など、軽めで痛くない拘束プレイ

・バイブやローターなどのオモチャを用いたプレイ

というものだそうです。意外なのはおもちゃを使ったプレイをソフトSMだと思っている女性が多いことですね。

それに引き換えハードSMというのは、ほんとにハードです(笑)時には相手に大きな怪我をさせてしまう可能性さえあるものですし、専門の道具や場所が必要になってきます。

一般家庭で天井吊りが出来る環境というのはなかなかないですからね。よくある光景として欄間に縄を引っ掛けて吊るすというものがありますが、これも縄の強度や相手の体重、欄間の重心などをきちんと考えないといけません。最悪の場合、欄間が折れて落下して骨折してしまうかもしれませんし、結構な修繕費用がかかってしまいます。

SMプレイにおいて一番してはいけないことは、相手を傷つけてしまうことです。しかし、SMプレイというのは肉体的な激しさを伴うもの…つまりは紙一重です。慣れた人であればそういった一線の見極めが出来るため、その直前で止めることが出来ますが、不慣れな人はその線引きがわかりません。

いわゆる「生兵法は大怪我のもと」というものですね。動画ではこうしてたから、サイトにはこう書いてあったから大丈夫、なんて思い込みは絶対にしてはいけない危険な行為です。SMというのは相手との信頼関係があってこそ。SMプレイそのものに固執するのではなく、パートナーとともに作り上げていくものだとということを忘れずにいてください。


入門用に抑えておきたいソフトSMの具体例:緊縛・小道具編

さて、先日は目隠しプレイについて解説をしましたが、次は緊縛・小道具を用いたプレイを紹介してみたいと思います。目隠しプレイはいつでもどこでも気軽にできやすいのがメリットでしたが、今回はちょっと事前準備が必要な場合もあります。ただ、その分、より非日常感が味わえますので、目隠しプレイの次のステップとしてオススメです。

◆ソフトな緊縛プレイとは

なにをもってソフトなのかハードなのかを分けるのは難しいところですが、個人的な境界線としては「プレイ後に痕が残るかどうか」で決めています。荒縄や鎖などは痕が確実に残りますのでハードなプレイ、やわらかいヒモや伸縮性のあるゴム素材などは残りにくいですので、ソフトといった感じですね。

当然ながら初心者であればソフトな緊縛からはじめましょう!ハードな緊縛は縛り方がまずいと怪我を伴う危険性があります。目隠しでも活躍したネクタイがここでも活用できます(笑)ただ、手や脚が開こうとする力というのは思った以上のものがありますので、引きちぎれるまではいかないものの、生地が間延びして見た目が悪くなってしまう可能性もあります。もうどうでもいいようなくたびれたネクタイを使用することをおすすめします。

あとはドン・キホーテのアダルトコーナーにでもいけばカワイイふわふわがついていたり、ゴム質で安全性の高い手錠だったりが売っていますので、それを購入するのもいいかもしれませんね。

「ちょっとドンキで買いたいものがあるんだけど寄っていい?」

といって、あくまでついでを装って「わー、みてみてこんなの売ってる(笑)」というノリでアダルトコーナーに連れ込むのも手ですよ。というかほとんどのカップルはやってることだと思いますが(笑)彼女のほうもわかっているので、そういった場所に興味津々なものの、なかなか女性本位でそういったコーナーへは入りづらいものです。なので男性がリードしてくれることによって助かるという面もあるわけですね。

手や足をしばる道具が用意できたら、いよいよあとはしばるだけ…ですが、縛り方と場所に注意です。固結びなんかは厳禁ですよ?きちんと外しやすくて食い込みにくい結び方をしてあげましょう。縛る際もぎゅっと締め付けるのではなく、すこし余裕を残したあそびを加えてください。これがないと最悪、手の皮同士や布がスレて出血してしまうこともあります。縛る時は外すことを前提に、ゆるめに結んであげましょう。一度試しに結んでみて、相手に感触を聞くのも大事です。もうちょっとゆるくして、もう少し下のほうで結んでほしい、など具体的な改善案を聞き、よりよいものにしていきましょう。

ただ、ここでもうひとつ注意したいのは後ろ手で縛る行為です。たしかによりSM的であり、実際の緊縛感もかなり良いものがあるのですが、体勢としてかなり不自然でキツいことがデメリットです。特に後ろ手で結んだまま正常位の体勢になると、自身の体重が片手首に押し寄せることになり、うっ血してしまう恐れがあります。相手の体を気遣えてこそのSMプレイということをお忘れなく。


入門用に抑えておきたいソフトSMの具体例:目隠し編

初心者にとってのソフトSMはこれから始まるSMライフへの登竜門ですし、上級者にとっても初心を忘れないという意味でとても大事なプレイです。思えばSMに精通している人ほど、ソフトSMのプレイを大事にしている気がします。

SMに対してある程度なれてきてソフトSMでは物足りなくなってくると、ソフトSMの行為をバカにしたがる人が多くいますが、それではいけません。

「え、君はまだ目隠しプレイなんてしているのかい?僕はもう緊縛プレイにハマってしまって、日夜ビデオや本で縛り方の勉強に追われているよ(笑)」

なんていう人がよく居ますが…なんとも恥ずかしいことです。まあそういった人たちも順調に経験を積んでいくと、若かりし頃の自分を振り返って赤面の思いをすることになると思いますので、コレもある意味登竜門なのかもしれませんね。

閑話休題。

さて、ではソフトSMというのは具体的にどんなプレイなのでしょうか?個人的には大きく分けて3つのプレイに分けられると思います。

1つは目隠しプレイ。1つはソフトな緊縛プレイ。1つはオモチャや小道具を使ったプレイ。ここではその目隠しプレイにスポットを当ててみましょう。

◆目隠しプレイとは

その名の通り、目隠しをして視覚を奪うプレイです。なんだそれだけのことか、と思われるかもしれませんが、これは実に奥深いプレイです。安易に目隠しをするだけとはいえ、その結果として得られるものはとても大きなものがあります。なにせなにも見えないわけですから、相手がなにをしてくるかもわかりません。

仮に相手が殺意を持って包丁などを持ちだしたとしても、こちらからはなにも見えないし抵抗のしようがありません。つまり、あなたにはなにをされてもいい、という服従の意思を示すわけですね。これはSM行為にとってとても大事な要素です。

さらには視覚を奪われることにより、他の五感…とくに触覚と聴覚が敏感になります。どこにいきなり触れてくるかわからないですし、フェラチオやクンニなどの音がより大きく響いて耳に入ってきますので、その興奮たるや一度してみないと絶対に味わえない経験でしょう。

オススメなのは目隠しをさせて、両手を手首のところで束ねて片手で持ち上げ、そのままフェラチオをさせることですね。見た目の美しさもさることながら、これをされたときの女性の服従感というものは凄まじいものがあるそうです。Mっ気が少しでもある子であれば、そこから一気に開花してしまうことも珍しくありません。

そしてなによりそのお手軽さがメリットですよね。アイマスクのようなものは100均でも売っているありふれたものですし、そういったものがなくてもネクタイで十分に代用が効きます。それにネクタイであれば男性であれば普通もっているものですし、これを使ってみない?といきなりアイマスクで提案するよりもごく自然な成り行きで試せるというのもオススメですね。


これからSMを始めてみたい初心者の方へ

まず声を大にしていいたいのは、SMは素晴らしい!ということ。

一般的にSMというとアブノーマルの代表的な行為であり、しばしば変態行為として評される場合もありますが、それは大きな誤解です。変態というのを一言で言うのは難しいのですが、一般的な嗜好とはかけ離れた性癖を指す場合に用いられることが多いです。

例えば…死体に対して性的興奮を覚えるだけでなく、その死体とセックスをしてみたい衝動に駆られるネクロフィリアや、脳を低酸素状態に陥らせることで死亡してしまう危険性を多分に含みながらも、自分が「落ちて」いく感覚にハマってしまうアスフィクシオフィリアなど。

こういったケースはマイノリティな性癖…つまり変態と言ってしまっていいでしょう。ではそういった意味で、SMというのは変態なのでしょうか?

コレに関しては一概には言えません。なぜならSMという言葉にはとても幅広い意味が込められているからです。先ほどのアスフィクシオフィリアにしても、首絞めプレイを伴うことが多いのですが、首を絞める側がS、絞められる側がMと定義すればSMプレイとして成り立ってしまうわけですね。

でも一般的なカップルが「ちょっとSMをしてみない?」と提案して、いきなり首絞めプレイはしませんよね?そういった初心者のかたが思い浮かべるSMというのは変態行為とは呼べない内容が多いです。

なにせ変態というのはごく一部の人だけが性的興奮を覚えるマイノリティな存在です。でも、目隠しして性感帯を責められることで性的興奮を覚えることはごく当たり前ですよね?10人中9人はイエスと答えるようなものだと思われます。

ネクロフィリアの性癖である、死体とセックスしてみたいと答える人は1万人いて1人いるかいないかでしょう。でも手を軽く縛ってみるだけならしてみたい、という人はその数千倍もいるはずです。

SM入門の最大の障壁となるのはそのパートナー探しです。現在の恋人や夫婦同士で踏み切れないのはまさにここにあります。

もし、SM行為をしてみない?と提案して、引かれたり拒否されたらどうしよう?という恐怖が先に来てしまうわけですね。特に夜の営みというのは夫婦にとってデリケートな問題であり、離婚問題に直結することもあります。提案してしまったばかりにノーマルなセックスもなくなってしまった…というケースもなくはありません。

もちろん、愛する者同士でSM行為を営めるのであればそれが理想です。ですが、SM行為を強要することだけはしてはいけません。SMというのはあくまでも二人の意思疎通が一致しており、目指すべき場所が定まっている場合にのみ、その快楽を得られるものなのですから。

そういった意味では、最初からSM嗜好の人だけが集まるSM出会い系というのはまさに理想のパラダイスといえるでしょう。SMといってもそのジャンルは様々。マイナージャンルな人ほど、そのありがたみを享受できるかもしれませんね。