みなさん、世の中のM女たちは嘆いていますよ。勘違いS男が多すぎる、と。乱暴で冷たいだけの態度をとることをSの役割だと思い込んでいる人があとを絶ちません。

ただいじわるで性格が悪いだけのことを「ほら俺ってSだから～笑」とかのたまう男に女たちは心底うんざりしているんです。

逆にそういっただめなS男が多いからこそ、きちんと本当に求められているS男の役割や立ち振舞を知ることができれば、それはとても大きなアドバンテージになるのです。

今回はM女がS男に対して本当に求めている3つのことを覚えていってくださいね！

その1.優しくしてくれる

さっそく「エッ！？」と思われそうですが、優しくしてあげてください。これはもう絶対です。

S男といえば暴力的で冷たい態度をとる……なんてイメージがなぜか広まってしまっていますが、あれはあくまで一部分を切り取っただけです。

世の中には暴力的な男性……いわゆるDV男にハマる女性が一定数いますが、あれはまさにその構図ですからね。

さんざん殴ったり痛めつけたあとに「お前のことが好きだからこうしているんだよ……ごめんな」なんて言葉をかけながら優しく抱きしめると、どういうわけか女性は強く愛されていると感じるそうです。

SMプレイはそういった純粋な暴力であるDVとは別物ではありますが、感情のゆらぎとしては近いものがあるでしょう。ムチのあとにアメがある。人間はそれをされると弱いように設計されているのです。

その2.気持ちよくしてくれる

これもまあ当たり前のことなんですが、その当たり前のことができてない男が多すぎます！

S男ならフェラをさせて奉仕されるばかりで自分からはなにもしないでいい、なんて思っていませんか？それはむしろ正反対の大きな間違いです。

これは普段のセックスにおいても大事な要素ですが、S男であればなおさら気を配りたいポイントです。相手がいま何を欲しているか、それを察して提供するのが真のS男の役割なのです。

ただ、だからといって「ここはどう？」「きもちいい？」なんていちいち聞いていたのではSの立場としてはさすがに情けないというもの。ノーマルなプレイであれば大事なコミュニケーションではありますが、SMプレイの空気にはちょっとそぐわないですね。

でも一つ工夫をしてみましょう。例えば「気持ちよかったら報告しなさい」と命令口調にするだけで、ぐっとそれっぽくなりますよね。相手の快楽ポイントを抑えることを、SMプレイの一環としてしまうのです。

また、クンニをされて嫌がる女性はいません。フェラをされて嫌な気持ちになりますか？それと同じことなのですが、そのわりにクンニを嫌がる男性は多いですよね。

そのため熱心にクンニをしてくれる男性はそれだけで好印象になるのです。ただクンニはどうしてもM男がS女にするものというイメージがありますので「ごほうび」としてしてあげるのがいいでしょう。

「恥ずかしい格好をしてみなさい」「ひとりでイクまでオナニーしなさい」といった簡単な命令をだしたあと、それを遂行したご褒美としてクンニをしてあげればS男としての面目は立つ上に、あのご主人さまが舐めてくださってる……！と、相手側に与えるインパクトも大きいです。

普段は立場が上の先生や上司などが頭を下げてきたら、それは重みが違いますよね。「あの人がここまでするなんて……」と、普段以上に心が揺さぶられるはずです。それと同じ効果を得られるんですから、お得ですよ。

3.普段とプレイ中のギャップ

ギャップ萌えなんて言葉がありますが、SMプレイにおいてもこのギャップというのは非常に大きな要素です。

普段は優しくて物腰も丁寧なのに、ベッドの上では豹変してドSになる……なんていうジキルとハイドのような二面性は人を惹きつけてやまないものです。

その逆だっていいですからね。普段はツンツンしてて気が強い女が、ベッドの上では大人しくて従順になる、なんてシチュエーションは想像しただけでもグっときますよね。

SM出会い系であればメールの文章は丁寧にしておくと印象もいいですし、いざプレイをはじめたときにもこのギャップ効果を利用できますのでおすすめです。

私の経験則でいえば丁寧で常識人を感じさせる文章ほどウケがいいです。変にくだけた感じやフレンドリーさをだすのもあまり効果的ではありません。

そうして普段は優しく丁寧な人柄を演じておき、いざベッドの上ではムチをふるい、そのあとにはしっかりアメを与える……そんなS男になれれば、信じられないくらいモテます。

なにしろM女側からすればハズレS男率が7割を超えますので、当たりと認識してもらえたら必ずと言ってもいいほど「また会えませんか？」という流れになります。

そうなった時点で名実ともに主導権はこちらが握ることになりますので、あとはキープするもよし、また会うも良し、気に入らなければ切るも良しです。

なにしろこちらはまた別の女と会っても気に入ってもらえる公算が大なのですから、女をとっかえひっかえできるというつよい立場になれるのです。

そういう意味では、この3つをまったく守っていないダメS男には感謝しないといけませんね！ありがとうダメS男！