自分はSなのかMなのか?SMに興味をもった段階でまず悩み、SMのことを理解してきた段階でまた悩むことになる、SMプレイにおける永遠のテーマともいえるでしょう。
かくいう私もまだ自分が本質的にはどっちなのか、よくわかっていません(笑)
どっちのプレイも楽しめてしまうので、おいしいとこ取りでお得な気分でもありますが、やはりどちらかに振れきった究極のドSやドMの人に憧れる気持ちもあります。
SかMかの判別はこれまで色んな方法が模索されてきましたが、最近とあるツイートが大きな話題となりました。
たったの一言なのに……
そのツイートは3万件に近いRTをされ、多くの反響があったようです。
前に「SMに興味があります。SかMかまだ分からないです」とDMを解放してることをTwitterに書いたら、都内のドSを自称する女性から「私のツイートを見なさい」とだけDMをいただいて見に行こうとしたらブロックされていて「奥が深いな」と思いました。
— 俺スナ (@My_Sniper) 2018年11月7日
これ、すごくいいですよね!SMの本質やテーマをたったの一言で表していて素晴らしいと思います。こういうことをさらっと思いつくあたり、とてもクレバーで思慮深いS女なのでしょう。尊敬します!
一つの言葉と一つの行動。そしてさっそく実体験できる効果。これだけで相手の気持を大きく揺さぶることが出来るのですから、やはりSMプレイは奥が深いですね。
自分だったらどう思うかを考えてみる
もし同じことを自分がされた時、どう思うでしょうか?
「私のツイートを見なさい」と言われたのに、すでにブロックされている。一体どんなツイートがあったのか気になってしまいますよね。ざっくりと判断するのであれば……
- 「イラッ」としてしまった人はS
- 「ゾクッ」としてしまった人はM
だと言えるのではないでしょうか?私はあまりの鮮やかさにゾクッとしてしまいました(笑)
以前、SMプレイ店に勤める女王様からこんな話を聞いたことがあります。究極のSMプレイとして、長年通い続けてくれたお客さんを出禁にしたことがある、と。
愛があるからこそ拒絶する。そんな歪んだ愛情が成り立つのがSMプレイの面白いところであり、奥深いところですね。
サドのSはサービスである
よく言われる言葉として「サドのSはサービスのS」という言葉があります。
SMプレイは一見するとS側がやりたいことをM側がなんでも受け入れて奉仕しているように見えるのですが、実はまったくの正反対でM側がやってほしいことをS側が察して奉仕している、という意味です。
見ず知らずの人のためにちょっとした手間とはいえ、SMプレイの魅力を味わわせてあげるこのドS女性は、とてもサービス精神旺盛な人と言えますね。
私も初心にかえって、よりステキなS男を目指してみたいと改めて思い直せる話題でした。