ただでさえ出会い系というのは一般常識が通じない特殊な場所なのですが、SM出会い系ともなるとさらに特殊な文化といいますか、SM出会い系ならではのコツみたいなものがあります。
当然ながら初心者の人はそれを知らずに、しなくていいことをしたり、しなければならないことをしなかったりと、SM出会いにとって不利な言動をしてしまいがちです。
そこで今回は、SM出会い系デビューだという初心者のかたにむけて、気をつけたいポイントをまとめてみました!
気をつけたいポイント:登録編
まずSM出会い系をはじめるためにはなにをしたらいいか?当たり前なことなのですが、SM出会い系に登録する必要があります。
この登録に関してもいくつか注意がありますので紹介させていただきます。
まず、登録する際にはメールアドレスが必要になるのですが、ここではYahooやGmailといったフリーメールで登録することをおすすめします。
いまは超大手のAmazonや楽天でさえもメールアドレスが流出してしまう時代です。SM出会い系に登録していることが知られるとまずい人も中にはいることでしょう。そういったリスクを避けるためにも、普段あまり使用していないメールアドレスか、もしくはSM出会い専用に新しく作ることをおすすめします。
また、登録する際にプロフィールなどの入力を求められることがありますが、これはまず適当に入力してしまって構いません。
最初からやる気がある人はいきなりしっかりしたプロフィールを作り上げてもいいのですが、あとからいくらでも編集ができますので、まずは登録してみて実際に掲示板や検索などをして中の雰囲気を味わってみるのがいいでしょう。
人のプロフィールや書き込みをみていると、それだけで自分の想像力が刺激されて「あれをしてみたい」「これはしたくないな」といった具体的なイメージがわいてくるものです。
そのあとにプロフィールを作成すれば、登録前の段階でまだ具体例もなにもなくフワフワ書いたプロフィールよりも、よっぽど人を惹きつけるプロフィールが書けることでしょう。
気をつけたいポイント:メール編
出会い系なのですから、やり取りの基本はメールになります。といってもSM出会い系でサイト内のメール機能をつかうのは本当に最初の数通だけなんですけどね。
私は平均すると3通くらいしか送っていないと思います。3通以内にはだいたい会う約束が決まるか、LINEなどの別の連絡手段を交換してしまいますから、それ以上送る必要がないのです。
だらだらと趣味の話や今日はなにを食べただの、そんなくだらない話で時間もコストもかかってしまう一般的な出会い系に比べて、この必要最低限をヨシとする文化は本当に素晴らしいものだと思います。
SM出会い系初心者のかたがやってしまいがちな失敗もまさにここにあるんですよね。
一般的な出会い系のノリで、だらだらと世間話をしてしまうと「この人はSMプレイを本当にやる気があるのか……?」と、疑念をもたれてしまいます。
そういう人は良かれと思って、自分のことや相手のことをもっと知ってから……といった人付き合いにおいては至極まっとうな考えでそういった行動をしたのかもしれないのですが、SM出会い系にとってはあまり求められていません。
もっとも、短く簡潔で済めば済むほど喜ばれるなら、余計なことを覚えないで言いぶん初心者にとっては優しいとも言えます。
SM出会い系で必要な連絡は主に以下の3点です。
- 年齢や身長体重、自分の嗜好といった基本的な情報
- 平日の夜や週末の昼といった、会える時間帯の傾向
- どのエリアが会うのに都合がいいのか
以上の3点があれば、出会うのに必要な情報は出揃ったと言えるでしょう。そこでお互いが上手く噛み合えばそのまま会ってみることになりますし、合わなければまた次の人を探すといった流れになります。
一般的な出会い系では、長々とプロフィール交換をして世間話をして親睦を深めたあとに、実はお互いに自由になる時間が噛み合わずに物理的に会うことが不可能だった……なんてこともよくありますからね。
SM出会い系は「出会ってSMプレイをすること」が目的ですので、その目的を達するためにはなにはともあれ会うことが第一になりますから、非常に効率的だと言えるでしょう。
気をつけたいポイント:出会い編
さて、メール交換もほどなくして終わりいざ会うことになります。一般的な出会い系では会う約束を取り付けること自体がなかなか大変だったりしますが、SM出会い系ではとても簡単なのは覚えておいてください。
では、SM出会い系ではなにが大変なのか?それはSMには幅広い趣味趣向・ジャンルがあるので、本当に自分とぴったり一致する人がなかなか見つからないのが大変ですね。
その一人を見つけるために十数人との「面接」を重ねてようやく巡り会えた……なんてことも珍しくありません。
ちなみにSM出会い系でよく出るワードとして上記の「面接」があるのですが、これは「実際にあってセックスをしてみること」を面接と表現しています。
逆に言えば会ってまずセックスしてみて、合わなければまた次の人とセックス……というのを十数人繰り返しているとも言えますね。
面接という表現はごく当たり前に使われているものでして「いつ会いますか?」よりも「いつ面接しますか?」と話すほう多いくらいです。
そこで「面接ってなんですか?就活でもしてるんですか?」なんて聞いてしまうと「この人はわかってない人なんだ……」と、その時点でフラれてしまうことも。
もっともウブな初心者を専門に狙うようなタイプの人もいますので、そういった気配を感じたらわざと初心者ぶってみるのもいいかもしれません(笑)
気をつけたいポイント:セックス編
いよいよ待ちに待った面接です!もう何年もSM出会い系を愉しんでいますが、やっぱり初めて会う人との面接は何度やってもドキドキするものです。
面接にも大きく分けて2パターンありまして、いきなりSMプレイから始める面接と、まずはノーマルなセックスから始める面接があります。
ある程度慣れてきた人であればSMプレイからはじめてもいいのですが、SMデビューとなる初心者となるとそうもいかないですよね。
そのため、もし不安であればあらかじめ「自分は初心者なので、まずはノーマルなほうからでもいいですか?」と確認しておけば安心です。
もしくはお互いに初心者同士ということであれば、手探りで失敗を前提にSMプレイからはじめてみるのもいいでしょう。人の目の前で失敗することはなるべく避けたいと思ってしまうのが人情ですが、お互いに初心者という立場が同じなら気にならないものですよね。
SM出会い系で一番やってはいけないのは見栄を張ったり、知ったかぶりをすることです。これは本当に嫌われます。
逆に素直な初心者はとても歓迎される傾向にありますよ。どうしてもSMプレイはアブノーマルでアンダーグラウンドな文化ですから、新規参入者は大事にされるのです。
初心者がやるべきなのは、まず自分が初心者であることをきちんと伝えることなのかもしれませんね。
相手が同じ初心者であれば「お互いに頑張りましょう!」といった雰囲気になりますし、ある程度慣れている人出れば「私が教えてあげますよ!」と言ってくれる人がほとんどです。
SM出会い系となると「なんだか敷居が高そうだなあ……」と感じてしまうかもしれませんが、全然そんなことはないのです。その優しさやセックスを体験するのに必要なものは、メールアドレスと一歩を踏み出す勇気だけなのですから、ぜひ一度くらいはやってみてくださいね!