SMの知識一覧

夏だからこそやりたい露出プレイ・野外セックスのススメ

夏に盛り上がるSMプレイといえばなんといっても露出プレイ野外セックス(青姦)ですよね。最近の若い女の子は、まるで露出プレイ中かのようなセクシーな格好で街なかを歩いていたりしますから……あまり抵抗がないのでしょうかね?若い子だとけっこうノリノリで露出プレイを始めてくれる初心者の子が多いような気がします。

とはいえ、全裸で街なかを白昼堂々あるいたとしたら、それは逮捕されてしまいます(笑)それにSM経験が浅い子にいきなり人混みの多い場所で露出しろと言っても、ハード過ぎてしまうケースもままありますからね。露出プレイを楽しみたいのでしたら、相手のレベルに合わせて少しずつ段階を上げていくことをオススメします。変態への階段を一歩一歩登っていくかのような、そんな自分が成長していくさまを楽しむことも出来ますからね。

ただ、先程もすこし触れましたが露出プレイや野外セックスというものは一歩間違えれば大きなトラブルに発展しかねない、危険な側面もあることをお忘れなく。その場合、被害を被るのは大切なパートナーなのですから、ご主人様としてはきっちりとリスク・マネジメントをして安心して露出プレイや野外セックスを楽しめるようにセッティングしてあげることが大事です。

初心者向け露出プレイの始め方

rosyutu_476_012s露出プレイとひとくちに言っても様々な種類があります。あくまでもひと目にはつかない前提でこっそりと露出をしているのを楽しむタイプや、積極的に露出しているさまを見せつけにいくタイプ、絶対に安全なホテルの一室などから見られているかどうかわからない状況を楽しむタイプ、海やプールなどで限界ギリギリの細くて薄い水着を着てみるタイプなど……。まだまだ探せばいくつもあるでしょう。露出プレイというのはけっこう奥が深いものなのです。

では、なにが初心者向けなのか?といえばやはりひと目にはつかない前提でこっそりと露出を楽しむプレイですね。たとえば、ノーパンでミニスカートを履いてデートをするだけでも、立派な露出プレイとして成立するのです。それでエスカレーターや階段なんかを利用した際には、それこそ性器がまるまる露出してしまう可能性があるのですから、女性からしたらかなりの刺激になることでしょう。

この時、かならず自分が露出しているんだということを意識させることが大事です。わざと急な階段を利用してみて、下に男がいるけどあの人から丸見えなんじゃない?と一言そえるだけでも効果は絶大です。こういうのってけっこう時間が経つとその状況に慣れてしまって刺激がなくなってしまうものなんですよね。なので定期的にわざと一瞬スカートをめくってみたり、スカートの中に手を入れて少しだけ愛撫をしてみたり、常に露出を意識させると彼女も興奮して喜んでくれることでしょう。

露出プレイにおけるトラブル回避法

150729pub002露出プレイの画像としてコンビニなどで素っ裸で買い物させているような画像をみたことがありませんか?あれなんかは自発的露出プレイの極みのようなプレイですね。真面目な店員さんであれば通報して警察を呼ぶ可能性もありますが、実際問題としては「通報してトラブルになると面倒だし……ただおとなしく買い物してるぶんには放っておこう」と放置されることが大半だったりします。深夜のコンビニ店員などはほとんどがバイトですし、お店に実害がないのであれば事なかれ主義で済ませたいですからね。

ただ、露出プレイしているところを警察官に見つかると……それはマズイです。裸で公共の場にいるというのはみなさんおなじみの「わいせつ物陳列罪」で逮捕されてしまいます。でも、警察に見つかったら即逮捕かといえば実はそうでもないんです。この時、反抗的で生意気な態度をとらずに低姿勢でヘコヘコしながら「すみませんでした!もうしませんので見逃してください!!」と頭を下げれば、事件にはせず注意だけで済むケースも多いです。警察官だってひとりの人間ですし、カップル同士の情事にわざわざ首を突っ込んで、あれこれ根掘り葉掘り聴取しなければならないなんてのは馬鹿馬鹿しく思うんでしょうね(笑)

私も露出プレイ中に警察官に見つかってしまったことが二回ほどあります。誰かが通報して様子をみにきたというのが1件、たまたまパトロール中の警察官と遭遇してしまったのが1件でした。しかし、そのどちらも軽い職務質問と注意・勧告だけで済ませていただきました。もちろん、徹底して頭を下げて反省している(フリ)をしていたからこそだとは思います。しれっと「こういうことってよくあるんですか?」と聞いてみたのですが「そうだね、しょっちゅうではないけどたまにはあるよ」とのことでしたので、同士も結構いるものだなと安心したものです。

なので、警察官というのは実はそこまで怖い存在ではなかったりします。では、なにが一番怖いのか?それは……町にたむろしている若い不良やチンピラなどですね。実はこの露出プレイに適した場所であるところの深夜の公園や駐車場などというのは、そのまんま不良が好む場所と一致してしまうのです。露出プレイに適した場所=不良がたまりやすい場所というわけなんですね。

それにその手の若い不良というものは、つねにヒマをしていて「なにか面白いことが起きないかな」とぼんやり期待しているところに、露出プレイ中のカップルに遭遇しようものなら、なんかはまさに「面白いこと」なわけです。

カモがネギを背負ってきたようなものなのですから、またたくまに絡まれてしまうことでしょう。もし周囲を囲まれて、車に詰め込まれでもしたら……それはその後どうなってしまうか想像に難くないですよね。

運悪く、そういった集団に見つかって絡まれそうになった場合はどうするのがベストなのか?腕っ節に自信があるから返り討ちにしてやる!なんてのは絶対にしてはいけません。あなたはそれでいいかもしれませんが、被害に巻き込まれるのは大事なSMパートナーなのです。相手を刺激するのは絶対にNGです。ベストの対処法としては、ただとにかく無視をすること。相手に対して反応してはいけません。そして可能であれば走って逃げてください。かっこわるくてもいいんです。まずはとにかくその場から離れることが大切です。もちろん、自分だけが一目散に逃げるのではなく必ずパートナーの身の安全を重視してくださいね。そこでパートナーを見捨てて自分だけ逃げるようなのはご主人様どころか男として失格なのですから。

幸い、わたしはまだ一度もそういったことには遭遇していませんがSM仲間には実際にそういうケースに巻き込まれた人もいます。深夜の人気のない場所でプレイをする際には、そういった危険があるということも頭の片隅においておきましょう。私個人の対策としては、大音量のブザーがなる防犯アイテムを常備しています。もし悪質な不良に絡まれた場合はそれを鳴らせばたとえ住宅街であっても公園であっても誰かしらが気づく可能性がありますし、不良たちにしても暇つぶしで絡んだだけなのですから大事になりそうであればその場から立ち去ることでしょう。

もしくは深夜の露出をさけて、昼間に行うのもいいでしょう。昼間の公園にはそういったあからさまな不良なんてのはほとんどいませんし、家族連れなんかが利用している公園であれば背徳感も増してよりプレイが引き立ちますからね。なので初心者のかたはまず日中のプレイからはじめてみることをオススメします。

野外セックスの魅力

img003露出プレイの一部ではあるのですが、野外でのオナニーやセックスも立派なSMプレイのひとつといえます。野外セックスの最大の魅力といえば「いつ誰に見られているのかわからない」というドキドキ感にあるといえましょう。なので絶対に人がいないとわかっているような、人が通りかかる可能性がゼロなところで野外セックスをしてもあまり意味は無いのです。いつ誰が通るか、いつ気づかれてもおかしくない、そんな条件があるからこそ野外セックスはSMプレイとして成り立つのです。

そういう意味でもベストなタイミングというものがありまして、それは花火大会やお祭が開催された日の会場近くの公園ですね。こういった人が集まるイベントの翌朝、公園や駐車場などをみてみると使用済みのコンドームがあちこちに落ちていた……なんてことは定番ですからね。それだけ多くのカップルがどこかでセックスをしているわけなんです。

そもそもの話になりますが、日本においてのお祭りというものは、その昔は乱交パーティだったと言われています。夏のお祭りに盆踊りは欠かせませんが、その盆踊りを皆でおこない盛り上がることで一種のトランス状態におちいり、その巻き起こるエネルギーをそのまま見知らぬ男女同士でのセックスで昇華していたとの文献が残っています。

鎌倉時代以降、経済力や自治力を得た民衆により新奇な趣向が次々に考案され、江戸時代初頭には絶頂を極めることになる。江戸では7月に始まり連日踊り明かしながら10月にまで続いた。次第に盆踊りは性の解放のエネルギーと結びついていく。日本では性は神聖なものとされ、神社の祭礼を始めとし、念仏講、御詠歌講など世俗的宗教行事の中心に非日常的な聖なる性があるべきと考えられるようになり、盆踊りは性の開放エネルギーを原動力に性的色彩を帯びるようになる。明治時代にはしばしば風紀を乱すとして警察の取締りの対象となった。盆踊りは未婚の男女の出会いの場にとどまらず、既婚者らの一時的な肉体関係をもつきっかけの場をも提供していた。ざこ寝という、男女が一堂に泊まり込み乱交を行う風習も起こり、盆踊りとも結びつき広まり、ざこ寝堂はほとんど全国の農村には存在した。これは昭和時代に至っても続いていた

盆踊り – Wikipedia

ほんの明治の時代まで、盆踊りでの乱交パーティは日本各地で行われており、それを警察が取り締まるほどであったというんですから驚きです。つい100年前まで日常的に行われていたのですから、夏にムラムラして開放的になってしまうというのは日本人に本能・風習として埋め込まれているメンタリティなのかもしれませんね。

なので花火大会やお祭りのあとにセックスしたくなってしまうのは当然のことともいえます。近場のホテルなんかはほぼ満室ですが、どうしても諦めきれない……セックスがしたい……というカップルが公園や人気のない場所でおっぱじめてしまうわけです。

ちなみに、それを専門に狙っている覗き魔……いわゆる出歯亀も多数存在します。むしろ花火大会やお祭りのあとに野外セックスをするカップルが増えるというのは彼らにとって常識であり、かきいれ時でもありますからね。そんなチャンスを逃すわけがありませんので、公園には野外セックスをするカップルと出歯亀でいっぱいになることも珍しくありません。

そんなカップルに混じってする野外セックスは盛り上がりますよ。なにしろちょっと草むらをかき分けるだけでセックスをしているカップルが見えますからね。人のセックスを見るというのはやはり興奮しますし、自分のセックスを見られるというのもまた興奮します。一般的なノーマルカップルであっても、このときの野外セックスをきっかけにSMの世界に入ってしまう子も珍しくないとか。

せっかくSMプレイとしてやるのであれば、出歯亀のみなさんに見せつけるようなプレイをするといいでしょう。花火大会のあとの公園なんかは出歯亀たちもかなり堂々と覗いてきますので、その方向に向けてサービスをしてやるのです。「ほら、あそこで覗いている人がいるよ」とSMパートナーに意識させてやることもお忘れなく。


支配欲と被支配欲の関係について

SMの関係性において重要なキーワードになってくるのが「支配」というものです。上下関係による立場の違いから、相手の行動や考えを束縛できるというものですね。当然ながらS男が支配する側(支配欲)でありM女が支配される側(被支配欲)であります。

この関係は欲求を満たす需要と供給という意味ではまったくもってイーブンの関係です。しかしこれはS男とM女のケースにだけ成り立つものであり、M男とS女の場合においては成り立ちません。なぜならそもそも、男性には肉体的な被支配欲というものは概念としてあまり存在しないからなのです。

被支配欲というものは女性特有の感情であるとよく言われています。もちろん男性に絶対ないというわけではありません。しかし、普段の生活でSMパートナーという関係を長く築いている間柄というものはほとんどの場合はS男とM女のケースです。

M男とS女のケースというものはあまり長続きがしないのです。なぜかといえば、それは男性側が飽きてしまうからなんですね。ぶっちゃけていってしまえば、M男は自分をいじめてくれる(性欲を満たしてくれる)女王様であればだれでもいい。M女は自分をいじめてくれる(支配してくれる)のは特定のご主人様じゃないとイヤだ。というわけなんです。

支配欲と被支配欲ってどう違うの?

そして、支配欲(征服欲)というものも男性が強くもつことが多い欲求です。最近では草食系男子なんていう情けない言葉が生まれてしまったりもしていますが、男子として生まれたからにはやはり支配欲を満たしたいものです。

一人の女性を自分の意のままにあやつることができる。思ったとおりに動かすことができる。この状況に対してうらやむ男は多いでしょうが嫌がる男というのはいないでしょう。もし嫌がるような人がいるのなら、それはもはや男とは呼べないですからね。

では女性の被支配欲というのはどのようなものなのか。ざっくりと言ってしまえば「自分より上のレベルにある男性に尽くすことで、自分が役に立っていると感じたい」欲求のことです。こんなことを言うとフェミニストの方に非難されそうではありますが、事実としてこういう欲求を持つ女性は多いです。

たとえば、会社内で中高年の部長や係長と、まだ20代前半くらいの若い女性社員が付き合う……いわゆる社内不倫をしているなんてのはよくある話ですよね。その女性社員のそばには若くてイケメンの男性もいるのに、なぜわざわざおっさんを選ぶのか?といえば、それは被支配欲が関わってくるのです。

まず単純に年齢の差からくる上下関係、また社内の立場(役職)による上下関係もあり、自然と二人の間には格差が生まれます。そして仕事ですので当たり前ですが、女性社員は部長の言うことに従わないといけません。形式だけ見れば、支配する側と支配される側の構図がすでに出来上がっているわけですね。

そしてこの構図にそのまま恋愛を当てはめてしまったのが社内不倫によくあるケースなんです。仕事によって支配する側とされる側が分かれているだけなのに、いつの間にかその関係が心地よいもの(支配されたい)になってしまい、ついにはプライベートにおいても支配を求めてしまうわけです。

でも、その逆のパターンってほぼ聞きませんよね。いまは女性の社会進出が後押しされていることもあり、女性の役員も珍しくはなくなってきましたが(それでもまだまだ圧倒的に少数派ですが)女性の上司と若い男性新入社員が付き合うというケースはなかなか稀です。

もしあったとしても、どちらかといえば若い男性の魅力に女性上司が虜になってしまっている……つまり男性が女性を支配しているパターンになってしまいがちです。どちらにせよ女性は支配されたい欲求があるのですから、そうなってしまうのも無理はありませんね。

支配欲以外の男性特有の欲求

男性が女性に求める欲求というものは支配欲(征服欲)以外にもあと大きなものが2つあります。

その1つは達成欲ですね。なにかを成し遂げた時に得られる快感のことです。たとえば仕事で大きな成功を収めて周りから認められた時、あるいは厳しい登山に挑んで己の限界を超えて登頂し終えたとき。他人から褒められたり認められるのはもちろんのこと、おもわず自画自賛したくなるような状況になることを求めているわけですね。

そしてもう1つは性欲です。コレは言うまでもありませんね(笑)自分が気持ちよくなって最後に射精をしたい。それだけの欲求ですが、非常に根強いものでいろんな行動を起こすモチベーションにもなります。

たとえば男が中高生の時に楽器やバンドをはじめるという場合は、ほとんどにおいて「女の子にモテたい!」という願望からです。モテてどうするのかといえば、チヤホヤされて自己承認欲求を満たすというのもありますが、なんといっても最終的にはセックスをしたいというところですからね。

モテたいから自分を磨く。セックスしたいから自分を磨く。そうすることで結果的に社会に貢献するスキルを身につけてしまった、というのも多いでしょう。太古の時代にさかのぼったとしても、より多くの動物を狩ることができることは直接生存につながりますし、この男と一緒にいれば生き延びることができると女性が感じればその男性についていくことになります。

つまり、よりモテたいからこそ己を鍛えて狩猟の腕を磨くことで人間社会が栄えることになった……とも言えなくはないのです(笑)

この支配欲・達成欲・性欲のすべてを同時に満たせるのがSM行為であり、S男だけが味わえる特権なのです。

女性が求める欲求とはなにか

では女性が求める被支配欲以外の欲求とはなにがあるのでしょうか。特に女性特有のものとしては「共感されたい欲求」というものがあります。

自分が感じた嬉しい、楽しい、悲しい、腹立たしい、そんな喜怒哀楽の感情をわかって共感して欲しいという欲求ですね。これは本当に女性特有のものであり、男性にはあまりそういった欲求はないといわれています。

自分を認めて欲しいといった自己承認欲求は男性にもありますが、自分の感情をわかち合って欲しいといった欲求はあまりありません。一時的なものに左右されてしまう感情どうこうではなく、自分の軸となる根底にあるもので自分そのものを認めてほしいというわけですね。

そのため、男性と女性の会話にはすれ違いが生まれがちです。そんな男と女の脳の違いをよく表した話があります。

女『車のエンジンがかからないの…』
男『あらら?バッテリーかな?ライトは点く?』
女『昨日まではちゃんと動いてたのに。なんでいきなり動かなくなっちゃうんだろう。』
男『トラブルって怖いよね。で、バッテリーかどうか知りたいんだけどライトは点く?』
女『今日は○○まで行かなきゃならないから車使えないと困るのに』
男『それは困ったね。どう?ライトは点く?』
女『前に乗ってた車はこんな事無かったのに。こんなのに買い替えなきゃよかった。』
男『…ライトは点く?点かない?』
女『○時に約束だからまだ時間あるけどこのままじゃ困る。』
男『そうだね。で、ライトはどうかな?点くかな?』
女『え?ごめんよく聞こえなかった』
男『あ、えーと、、ライトは点くかな?』
女『何で?』
男『あ、えーと、エンジン掛からないんだよね?バッテリーがあがってるかも知れないから』
女『何の?』
男『え?』
女『ん?』
男『車のバッテリーがあがってるかどうか知りたいから、ライト点けてみてくれないかな?』
女『別にいいけど。でもバッテリーあがってたらライト点かないよね?』
男『いや、だから。それを知りたいからライト点けてみて欲しいんだけど。』
女『もしかしてちょっと怒ってる?』
男『いや別に怒ってはないけど?』
女『怒ってるじゃん。何で怒ってるの?』
男『だから怒ってないです』
女『何か悪いこと言いました?言ってくれれば謝りますけど?』
男『大丈夫だから。怒ってないから。大丈夫、大丈夫だから』
女『何が大丈夫なの?』
男『バッテリーの話だったよね?』
女『車でしょ?』
男『ああそう車の話だった』
女『友達との約束の時間にもう間に合いそうにないわ』
男『ライト点いた?」
女『なんの?』
男『車の』
女『あっ 屋根のライトついた」
男『屋根?』
女『聞こえなかった?』
男『・・・いや、聞こえたけど』
女『じゃどうして聞き返すの?』
男『・・・ごめん』
女『ごめんじゃないわよ。急いでいるのに』
男『えっと、屋根って室内灯のこと?』
女『ちょっと待って、友達に電話するから』
男『あ、うん、OK』
女『もしもし、あ、あたし。車壊れちゃってさぁ』
– 8分経過 –
女『うん、そういうわけだから、じゃまた掛けるねー』
男『終わった?』
女『なにが?』
男『・・・いや、いいや。で、室内灯はつ・・・』
女『ちょっと待って、いいやってなに?』
男『は?」
女『あのね、確かに私はあなたに助けてもらっているかもしれないよ』
男『いや、大したことじゃないし・・・』
女『でもね、困っている人を助けるのってフツーじゃない?』
男『・・・』
女『助けてやってるみたいな感じで、いやいいとか馬鹿にしてるの?』
男『・・・』

若干(かなり?)女性をちょっと馬鹿にしている部分もありますが……でもここまでにはいかないにしろ、似たような会話をして理不尽な思いをした男性も多いのではないでしょうか?

よくファッション店や雑貨屋さんなどで、女性同士でしきりに「かわいい~~~」「ねえコレ見て~~~」と商品を褒めあっている光景を目にすることかと思いますが、あれもこの欲求を満たす行為なのです。

かわいい物を見つけた時のよろこびよりも、自分がかわいいと思ったものを相手もかわいいと思ってくれた、ということのほうがよっぽどうれしく感じるわけですね。女性同士であればお互いの欲求を満たしあえる、じつに効率のいい「プレイ」ではあるのですが、これが男と女での買い物だった場合は……先ほどのバッテリーの話ほどではありませんが、すれ違いが多く発生するわけですね。

「ねえコレ見て!かわいくない?」

「たしかにかわいいね。でもあっちの似たやつのほうが安いみたいだよ」

「あ、うん、そうだね。じゃあコレは?こっちもかわいくない?」

「それもかわいいけど、夏に着るにはちょっと生地が厚くないかな?もうちょっと薄いやつのほうがいいと思うよ」

「……もういいよ。一人で買ってくるね」

などなど……こんなのは女性にとってストレス以外の何物でもない会話なのです。男からすると実に効率的で無駄のない会話に思えてしまうのですが、女性からしたら完全なNGなんですね。

なぜ?紹介されたものよりいいものを見つけてるし、提案されたものの問題点も指摘してあげてるのに……と思うことでしょう。でも、女性にはそんなの必要ないんですね。では、なにが正解だったかといえば

「ねえコレ見て!かわいくない?」

「そうだね!かわいいね!」

「うんうん!だよね!こっちもかわいくない?」

「ほんとだ!かわいくて君によく似合いそうだね!」

「やったぁ!じゃあこれ買ってくるね!」

……という、なんとも中身の無い会話でいいんです。男同士で会話をするときにはありえませんが、女性相手であればコレでいいんです。なにせ、女性は会話目的や解決なんかを求めてはいませんからね。ただ共感してほしいだけ。それだけなんです。

この男と女の脳を違いを予め把握しておくと何かと有利です。無駄に考えずにすみますし、相手に好感を与えることも出来ますからね。M女と出会う時だってまずは相手に好感を持ってもらわなければなにもはじまりませんので。

女性の被支配欲を満たすためにはどうすればいいのか?

女性が強く「自分が支配されている」と感じるときというのは、やはり物理的に支配された時に感じるそうです。その代表とも言えるのが首輪ですね。鎖のついた首輪をつけられて、四つん這いでまるで犬のように扱われる。その状態のまま、足置きとしてむげに扱われる。そんな状況におかれたとき、M女というものは非常に強い興奮をおぼえるそうです。

sm-1339-023首輪のもつチカラというものはすごいです。まず、首輪を付けられるということは「あなたの所有物ですよ」という服従の証でもあります。そして自由に動くことを制限され、なにをするにもご主人様の許可が必要な状況に追いやられます。トイレにいくことだって自由になりませんからね。生理現象は抑えることが出来ませんのでどうしてもいく必要がありますが、それすら制限されてしまうのです。

よくM女のことを性奴隷だったりメス奴隷なんていったりしますが、首輪を付けられて四つん這いになっている様はまさに奴隷。そんな人として最低限の人権すら認められていない、ゴミのように扱われている屈辱感がなんともM女を美しく引き立たせるのです。

ちなみに犬用の首輪を使う場合は中型犬くらいのサイズがちょうどいいとされていますが、せっかくなら革と鎖のついた本格的なものを購入することをオススメします。犬用のチープなものよりも、しっかりした革と鎖の首輪は雰囲気をかなり盛り上げてくれます。

首輪以外にも被支配欲を満たしたり、屈辱感を与える方法はいろいろとあります。先程もちょっと書きましたが、足置きとして利用するなんてのもその一つですね。足置きにさせたまま映画をまるまる1本みたりするなんてのも一興ですよ。おまえは100円でレンタルしてきた映画一本分の価値すらない。映画を見るほうがよっぽど楽しくて充実している。というメッセージにもなりますからね。

0727211足置き以外にも、その発展としてM女を人間家具として扱うというハードなプレイもあります。主にSM愛好家があつまるようなパーティでお披露目されることが多いですね。

主催者が自慢の奴隷をみなに紹介するのですから、M女にとってこれほど名誉なことはないでしょう。ただ、肉体的にはかなりハードな部分もあります。ガラス1枚とはいえそれなりに重いものですし、グラスを複数おかれたら下手に動くことも出来ませんからね。

もしそこで動いてしまい、グラスをこぼしてしまえばご主人様の顔に泥を塗ることになります。裏を返せば、おまえならグラスをこぼすような真似はしないだろう、というご主人様からの信頼と愛情を意味する部分もありますからね。まさに支配と愛情が濃密に折り重なったSMらしいプレイといえるでしょう。

支配欲と被支配欲は実はウラオモテの関係

実は強い支配欲を持つ男性というのは、ある意味では強い被支配欲も兼ね備えているとも言えます。M女のように肉体的に支配されたいという願望とはまた違うのですが、「相手を強く支配したい=相手から強く自分を求めて欲しい」というのはいいかえてみると「相手に強く支配されたい=相手から強く自分を求めて欲しい」というのも成り立つのです。

つまり、どちらも相手から必要とされたい願望が根底にあるわけですね。SMが信頼関係だったり愛情が欠かせないのはこの部分からきているのではないかと思っています。肉体の支配はあくまでも心の支配をカタチとして目に見えるようにした結果にすぎないのかもしれません。S男もM女も真に求めているのは精神的な支配といえるでしょう。

SMをまだよく知らない人は「SM=ムチやロウソクなどをつかった痛いプレイ」という認識である人も多いと思います。ですが、痛みなんてものはSMを彩る要素のひとつでしかありません。痛みがあることで相手の存在や支配を実感することができる。それは快楽も同じこと。

入り口としては快楽を求めるところからはじめてもいいです。実際、わたしもそうでした。しかし、SMを長く続けているとそういったことは二の次になってきて、精神的な部分を強く求めるようになります。私はここまでの域にこれることができて本当に幸せものだと思います。

なにげなくはじめたSM出会い系ですが、まさかここまで自分の人生がまるっきり変わってしまうとは思いもしませんでしたね。もしあの時、気まぐれで登録していなければ無味乾燥でうわべだけのセックスしか知 らないまま死ぬことになっていたかもと思うとぞっとします。

現代社会はとにかくモノが溢れて便利な世の中にはなりましたが、そのぶん心のつながりというものはどこか希薄な社会になってしまったと思います。それを埋めるのがSMプレイというのも変な話ではありますが、人間としての経験や成熟度でいえば確実に上がったという実感があります。

わたしがSMを始めたのは40を過ぎてからです。いまでは60歳を過ぎてからSMを始める人も珍しくありません。ぜひ、これを読んでくださったあなたもいまからはじめてみてください。絶対に後悔はさせませんよ。

 


仕事も、人生も、SMも……成功をおさめた人は、行動をしています

世の中の女性を見たとき、Sな女の子とMな女の子はどちらが多いと思いますか?……とまあ、聞くまでもないかもしれません。そうなんです、圧倒的にM女のほうが多いんです。あくまで私の独断と偏見ではありますが、100人の女性がいたら20:80くらいの割合でM女が多いなといった印象です。

でもその大多数のM女の中でも、真のM女に目覚めている人は80人のうち2,3人程度であるのが実態です。つまり、残りの77~8人のM女は真のM女の予備候補生といえるでしょう。いいご主人様に巡り合えれば、真のM女としてのよろこびを知ることができるのです。

「俺の言うことをなんでも聞いてくれるメス奴隷」

やはり男として生まれたからには、そんな夢の様な環境を一度でもいいから味わいたいですよね。でも今の時代、そこまで夢物語でもないんです。なにせSM出会い系がありますからね。絵に描いた餅ではなく、手を伸ばせば実際につかめるくらいには一般化しているんです。

いまそういったメス奴隷を「飼っている」人というのは、実際に行動をした人です。当たり前な話ですが、実際に行動しないとなにも生まれないしつかむことはできません。人生や仕事においても同じですよね。成功者というものは皆すべて決断と行動をした結果、成功しているわけです。わたしも3年前まではただSM系のAVを見たり画像をみてオナニーするだけの日々でした。それが今は平均して3人のメス奴隷を常に抱えて調教に追われる日々を送っています。

昔はよく疑問に思っていました。ビジネスで成功を収めた人が、その方法論とやらを本にかいて出版したがるのはなぜだろう?と。そんなすごい方法があるなら、誰にも言わずにそっとしまっておけばいいのに、と。でも、今ではその気持ちがちょっとわかります。広めたいんじゃないんです。ただ、自慢したいんですね(笑)それで読者はいろんな知識や方法を知ることができて得ですし、作者も自分がかいたものを読んでくれて頷いてくれて自己顕示欲が満たされる。まさにWin-Winの関係というやつでしょうか。

ここのブログも長いことやっていますが、改めて自分の得た知識や経験というものを必要とし、読んでくれる人がいる以上はまだまだ続けていきたいと思います。それに週に1,2通ではありますが、私のブログを読んで実際に会ったりSMプレイをすることができました!といったような報告をしてくれる読者のかたがおられるのですが、今はそれが一番嬉しいですね。ある意味、新しいメス奴隷ができた時よりよっぽど嬉しいかもしれません(笑)私の知識や経験が他の人の役に立って、ひいてはSM業界全体がちょっとだけプラスになったわけですからね。

今のそんな純粋な気持ちを忘れないよう、これからもいろんな人の手助けになれたらいいなと思っています。


LINEやビデオ通話を利用した遠隔調教

先日、遠隔調教についてお話をしましたが、いま一番アツい遠隔調教はなにかといえば、それはもうダントツでLINE調教なわけです。

いまや若い女の子にとってはメールや電話よりも欠かせないインフラになっているLINE(ライン)ですが、これを利用した調教というものも実に盛んに行われています。

IMG_3513LINEによって画像や動画の送信が非常に簡単になりますし、プライバシーも守られていますのでまさに遠隔調教にうってつけのツールとなっているわけですね。

昔のメール調教というものは、なんだか一方通行な感じがしていまいち没入感に欠けたのですが、LINEの画面というのは交互に吹き出しがでる形になっていますよね。

これがなんだか「お互いに向き合っている」感じがでていいんですよね。ほんと、メール調教のために生まれてきたツールのような気さえしてきます。

手順としては、まずはおっぱいから送らせるのがいいでしょう。この時、顔は写さないでいいよ、とこちらから気遣ってあげるのも大事です。そして勘違いしてはいけないのは、まだこの馴れ初めの段階ではご主人様と奴隷という関係には至っていないこと。

いきなり上から命令口調になってしまうのは基本的にはNGです。最初っからズブズブのM女丸出しで来た場合は別ですけどね(笑)なので普通の女の子を口説く ときのように、まずは褒めてあげてください。いい形のおっぱいだね!やわらかそう!乳首がすごくきれい!など。適当でいいのでとにかく褒めてあげましょ う。

なぜ褒めるかといえば「図に乗せる」ためです。猿もおだてりゃ木に登る……といいますが、ブスもおだてりゃ服を脱ぐ、とでもいいましょうか。褒められて認められるとどんどん気持ちよくなってきてしまい、もっと認めて欲しい!という思いからエスカレートしていくわけですね。

なので、おっぱいの次はお尻だったり、あるいはヘアだけを写したオマンコだったり……とすこしずつ段階を上げていきましょう。盛り上がってきた頃合いでちょっとオマンコ広げてみてよ、なんて言ったら驚くほど簡単にくぱぁしてくれるものです。

そこまで来てしまえばもうこちらのもの。顔もみせてよ!もっときみのことが知りたい!なんて風に言えばすんなりと見せてくれることが多いです。正直、LINE調教の醍醐味はこの「落としていく感覚」にあると思います。

見ず知らずの会ったこともない女の子が、オレだけのためにマンコを広げてくれてるといった達成感というのはなかなかに楽しいものです。実際、ネットを介してとはいえどんどん女の子が股を開いてくれる事に慣れてくると自信がつきますし、女性に対する価値観も変わってきます。

出会い系に不慣れな男性というのは、往々にして女性をリスペクトしすぎてしまいがちです。どこか卑屈というか、小心者になりすぎてしまう傾向があると思いますが、LINE調教をこなすことでそういった気持ちというのはあっという間に吹っ飛びます。

最初こそ、LINE調教に付き合ってくれてありがとう!という気持ちになりますが、今ではもうLINE調教してやったんだから感謝しろよ?くらいになってき ます。その段階に達すると、ほんとにびっくりするくらい女性から引く手あまたになるほどモテモテになってきますからね。いま、ネットで一番モテるのはこの LINE調教師かもしれません。


ネットやスマホをフル活用した、遠隔調教のススメ

ここ10年を見ただけでも、わたしたちの生活環境というのは実に大きく変わりました。中でも特徴的なのは、やはりスマートフォンの台頭でしょう。いまや誰もが持っていて当たり前、どこでも写真や動画がとれるし、通話だって音声のみではなくビデオ通話がスマホさえあれば誰でも出来る。そんな時代になりました。

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こちらはローマ法王が発表された時の比較写真です。10年前と2年前とでは、こうも景色が変わっているわけですね。いまやスマホというのは私達の生活には欠かせないアイテムになりました。

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当然ながら、SM業界にもこのスマホが入ってきたことによって大きく変わったことがあります。中でも一番の変化は、遠隔調教でしょう。これまで調教というのは顔と顔を合わせて行うというのが普通でした。しかし、この遠隔調教というのはネットを介して離れた場所から調教を行うというものです。

これまでは状況を伝える伝達手段というものが電話やメールくらいしかありませんでした。音声や文字のみというのはやはりどうしても盛り上がりに欠けますし、臨場感も足りません。しかし、いまは画像や動画をすぐに送ることが可能ですし、なんならリアルタイムで見ることだって出来るんです。

この文化はとくにSM出会い系において盛んです。なんせ、実際に会う前から調教を楽しめますし、これで相性というものも大体わかったりしますからね。

といっても別に、SM出会い系のサイト中で調教をするわけではありません。出会い系はあくまでも連絡先を交換するための手段と思っていてください。サイト内で調教できることなんて限られていますからね。

ゼロから始める遠隔調教のやり方

まず必要な物を用意しましょう。用意をするのはこちらのものです。

スマートフォン(iPhoneでもAndroidでもどちらでも)

以上です。これさえあれば、誰でもすぐに始められます。それくらい遠隔調教というものは敷居が低くてお手軽なものなんです。あとは目的に合ったSM出会い系で調教相手を探すだけです。

目的にあったSM出会い系というのは、自分がS男なのかM男なのかによります。このサイトでも紹介していますが、自分の趣味趣向に適したサイトというものが必ずありますので、そこを利用してください。

あとは掲示板に「遠隔調教したいorされてみたい人いませんか?」と書き込むだけです。いま遠隔調教はかなりのブームになっているわりに、もともとLINEや電話で連絡をとりあうことを面倒と思いがちな男性というものは数が足りていません。なので遠隔調教はかなり入れ食い状態で相手を選ぶことが出来ると思いますよ。

具体的に遠隔調教ってなにするの?

メジャーであり定番なものは、自慰行為をさせてそれを報告させる、というものです。ほとんどの遠隔調教はこの要素を少なからず含んでいます。なにしろこちらは物理的にさわれないわけですから、自分で触らせるしかないわけですからね。

簡単かつシンプルなものはオナニーをさせてそれを文字や電話などで実況させることでしょう。画像や映像もついてくればベストですが、いきなりそこからスタートさせてくれる人というのはなかなかいません。

やはり顔や身体というのは究極の個人情報ですし、いまはネットで裸の画像がいとも簡単に流出してしまいますからねこちらのことを信用してくれるまでは、文字や電話だけでも我慢してくださいね。

といっても、ただ単にオナニーをさせて報告させるだけでは物足りません。始めのうちはそれだけでもいいかもしれませんが、毎回そればかりではマンネリになってしまいます。そこである程度のルールや縛りというものを設けてみましょう。

例えば「俺がいいと言うまでクリトリスには触れるな」だったり「乳首だけは絶対にいじるな」といった制限をかけることですね。人間というものは不思議なもので、そういった禁止をされると余計にしたくなってしまうものなんです。

したいけど出来ない……そんなもどかしい状況が解放されて許された時、やっと触れた時の快感というものはまた格別なものだそうです。大事なのはこちらが主導権を握ること。オナニーをさせてやってる、くらいの気持ちでいることが大事です。

報告させるだけではなく、こちらから言葉責めもする

報告をしたとき、なにが一番欲しいかといえば反応ですよね。せっかく自分のことをあれやこれやと一生懸命に伝えているのに、ノーリアクションというのはあまりにも寂しいものです。

それすらもいわゆる放置プレイにするというのもありますが…それが成り立つのは既にある程度の信頼関係を築いているパートナーだからこそ成立するものです。放置プレイというものは。

なので彼女たちの報告や実況にはきちんと答えてあげてください。それはもはやご主人様の勤めといっても過言ではありません。とはいっても、ある程度のパターン化したテンプレがあればそれで事足りてしまうのも事実。

なにしろ彼女たちは自慰行為に夢中なので、こちらの一語一句にまで気を回せるほど余裕がありません。なので同じようなことをループしていたとしても、あまり気にならないものなんだそうです。

よくあるワードとしては

  • 「そんなことまでするなんて本当に変態だな」
  • 「もっと音を立ててみろ」
  • 「そんな格好、他の誰かにも見せたことあるのか?」
  • 「いまオレに一番触って欲しいところを言ってみろ」
  • 「いいというまで声を一切だすな」
  • 「オレが許可するまでイクんじゃないぞ」
  • 「どれくらい濡れているんだ?」

といったものが定番でしょうか。これらをベースに雰囲気に合わせて使い分けていくだけでも、5パターンほどあればけっこう何とかなったりするものです。

遠隔調教というのは、S側は完全に奉仕する側である

遠隔調教をするほうとされるほう…どちらがより楽しくて楽かといえば、それは圧倒的にされる側といえるでしょう。なにせ、言ってしまえば相手の言うことに従ってればいいわけです。そこに工夫だったり相手のことを気遣うといった余地はありません。

する側はけっこう大変だったりします。わたしも初めて遠隔調教というものをしたときは、ものすごく気を遣いました。そろそろこうした方がいいだろうか?あれをするにはまだ早いだろうか?相手は今なにを一番求めているのだろうか…?なんて風に、実に親身になって相手のことを考えたものです。

とはいえ、SというのはサービスのSですからね。それに楽しみを見いだせる人は、必ず立派で引く手あまたなS男としてリアルの対面調教でも活躍できることは保証できます。対面調教は得意だけど、遠隔調教は苦手……という人は多いですが、その逆というのはあまりいません。つまり遠隔調教に慣れておくことで、自然と対面調教のスキルや経験を積むことも出来るんです。

まあ実際問題として、ただ報告を聞くだけというのもつまらないですからね。ご主人様としての威厳を損ねてしまいますが、それを聞きながらor見ながらこちらもオナニーをするくらいの自由はあってもいいと思います(笑)

いつもリアルタイムで付き合う必要はありません

リアルタイムで常に相手をするというのもなかなか大変なものです。時間だってかかりますし、その場から離れられなくなりますからね。

なので宿題といいますか、命令を出して画像や動画でその成果を報告させるという手法も多いです。むしろこちらのほうがお互いの都合のいい時にできますので、なにかと合理的だったりします。

よくあるものとしては

「日中のどこどこに全裸にコートで行って、その証拠写真を撮ってこい」

だったり

「排便・排尿中の様子を撮影して送りなさい」

などといったものですね。相手が恥ずかしい、屈辱的なものをさせるのがポイントです。個人的に一番興奮した命令というのは、旦那を持つ人妻を遠隔調教した際に、旦那とのセックスをハメ撮りしてこい、と命令した時ですね。

「なんでそんなことをするんだ?」

なんて最初は怪しみながらも、徐々にノリノリになっていく旦那。今までにないセックスと、見たことのない興奮の仕方をする嫁(といってもこれは旦那とのセックスに興奮をしているわけではなく、旦那とセックスをしている私をご主人様に見られてしまう……ことに対する興奮なのがポイントです)に対して燃え上がり、夫としての人間的な愛すら垣間見せる旦那。

実に優しく、愛にあふれるまっとうな夫婦の営み……でも実態は、私のただの性奴隷に成り果てている妻。最高のシチュエーションだと思いませんか?SM出会い系を介した遠隔調教なら、こんな夢の様な調教もわりと珍しいものではないのです。


100均で手に入るものSMグッズにしてしまおう!

SMのために作られたSMグッズというのは品質も高いですが、値段も高いです。やはりSMの世界というのはどこか職人気質なところがありますからね。良い物にはお金を惜しまないからこそ、あのような耽美で官能的な世界が生まれるんだとも言えます。それはまるで寿司職人が刺身包丁にこだわりを持つかのごとく、SMの道を突き進む人ほど自分の道具は大事にするそうです。

しかし、初心者だったりちょっと気分転換にソフトSMをしてみたい、という人たちにはいきなりそういったプロ・上級者向けの道具を購入するっていうのもちょっとハードルが高いですよね。なにしろモノはたくさんありますし、この道具はどのプレイに適していて……なんて使い分けもよくわかりませんからね。

なので、どこの地域にも必ずある100円ショップで売っているものをちょっとした工夫でSMグッズに変身させてしまいましょう!もちろん純粋なSM目的で作られた道具には及びませんが…それでも十分な雰囲気と効果を味わえるものはたくさんあります。

その1.洗濯バサミ

これでなにをするかといえば、もちろん乳首責めですね。ただ、みなさんが普段よく使われているであろう、プラスチック製の洗濯バサミというのはSMプレイにおいてはNGです!初心者のかたはついつい手元にあるものを使ってしまいがちなのですが、プラスチック製では挟む力が強すぎます。

2010101810552359fためしに自分の小指にでも挟んでみましょう。見た目以上にグッと挟まれる感覚があると思われます。上級者向けにはいいかもしれませんが……初心者やちょっとした気分転換のプレイで使うのはやめておきましょう。

なので、オススメなのは木製の洗濯バサミです。これでしたら挟む力はプラスチック製に比べてかなりゆるゆるですし、見た目的にも安っぽい印象がないのでプレイ中の雰囲気も損ねることはありません。

挟んだまま引っ張ったときはなんとも絶妙な力加減でパッチンとしてくれますので、これはけっこう長く付き合える逸品といえるでしょう。

その2.筆

こちらもメインは乳首責めだったりするのですが、脇の下や背中、内ももの辺りなどに使っても効果的です。洗濯バサミでヒリヒリと敏感になった乳首をそっと撫でてあげればまさに相乗効果といった具合に、いい仕事をしてくれます。

product-fude-facepowderただ、男性が筆といって想像するのは絵画や習字につかうような筆だと思うのですが、ここでおすすめしたいのはメイク用に使われる筆です。

もともと女性の顔につかわれることを前提に作られていますので、タッチの感触が非常にソフトで、別にSMプレイを抜きにしてもなんとも気持ちいい感覚を味わえます。

筆を使うさいは、相手の体に触れるか触れないかといった、いわゆる「フェザータッチ」で責めてあげるのがポイントです。ただ単に身体をなぞっているだけではせっかくの筆も台無しですからね。筆は直接快感を与えるものというよりは、より快感を感じやすい敏感な身体にするための下ごしらえ、といった心構えで使うのがいいと思われます。

その3.縄やロープ・包帯・梱包用フィルムなど

こちらは主に拘束系につかうものですね。縄やロープを選ぶ際は細すぎない物を選びましょう。細すぎてしまうと身体に食い込んでしまって、SMプレイとはまた別の痛みが発生してしまい、プレイに集中できなくなってしまいます。

o0405072012267222703ちょっとした変わり種としてオススメなのが、包帯や梱包用フィルムでの拘束プレイです。サランラップのようなもので、太ももとふくらはぎを巻きつけて固定しているような画像や動画をみたことがありませんか?

縄やロープと違って「面」で固定するので、身体への負担はぐっと低くなり、安全性が高いです。きっちりと固定されますので、される側にとっても「拘束されている」感じを存分に味わえるのもおいしいですね。

サランラップをそのままつかってもいいのですが、せっかくならこの梱包用フィルムとして売られているものを使うといいですよ。取っ手がついていますし、横幅もラップに比べて短いのでいろいろと融通が利きます。

同じヒモ状のものならなんでもいいんだろう?と、タコ糸だったりビニール紐だったりを使うのは絶対にやめてくださいね。あの手のヒモはSMプレイにはまったくの不向きですので、ご注意ください。

その4.ゴム手袋やピンセット、虫眼鏡など

SMの中でもちょっとしたイメージプレイといいますか、まるでお医者さんのオペのような雰囲気を出してみるのも面白いです。ここでいうゴム手袋というのは、掃除用の厚手のものではなく、手術用のような薄手のものを選びましょう。

Free-shipping-Medical-font-b-rubber-b-font-font-b-gloves-b-font-disposable-latex-fontどれくらい薄ければいいかといえば、こちらの体温が伝わるくらいの薄さであればいいと思います。

ゴム手袋をハメてみることによって、なんだか汚いものを触っているような雰囲気が出ますので「自分は汚物みたいなものなんだ…」といった屈辱感を味わわせることが出来ます。

あとはピンセットでクリトリスや乳首などを刺激してみたり、ビラビラを挟んでやるのもかなりの羞恥心を与えることが出来ます。

その際は虫眼鏡を併用して、ただでさえ恥ずかしい部分をじっくりと拡大してしっかり見られている、という思いをさせてやりましょう。アナルのシワを読み上げながら数えてみる、なんていうのも楽しいですよ。

その5.角栓取り用・化粧品用のスポイト

理科の実験でつかうようなスポイトではなく、ゴム部分をつまんで真空状態のようにし、身体につけることで吸い付いてとれなくなる……というアレです。

L_05532401主な使い道としてはやはり乳首になるでしょう。ただ、専用に作られた乳首スポイトと比べるとやはり吸引力不足で、すぐ取れてしまうことが多いです。

なので物理的な刺激というよりは、視覚的な刺激という目的で使うのがいいでしょう。「いかにもSMプレイ」といった雰囲気が味わえます。

あとは同じスポイトでも、化粧品を別のボトルに移す時につかうような、注射器タイプのスポイトもオススメです。こちらはそのまま浣腸プレイにつかえますからね。ローションをちょっと注入してみて使ってみるだけでも、「注射器で浣腸されている」というシチュエーションはかなり効果があります。

その6.アイマスクや耳栓

アイマスクは言わずもがな、目隠しプレイようですね。ネクタイやハンカチで代用するものとはちがって、やはりホールド感や安定性が段違いです。

31G1Bw8jdbLアイマスクは光がほとんど入らないように幅広に設計されていますので、本当に真っ暗な状況が味わえます。

これと耳栓を併用するのも面白いですよ。こちらの声が聞こえなくなってしまうというデメリットもありますが、視覚と聴覚を奪うことによって、信じられないほどに触覚に対して敏感になります。

それに耳栓をすると自分の体内の音というのが非常によく聞こえるんですね。特に心臓の音だけがクリアに聞こえてくる状況だと、自分がどれだけ心拍数が上がって興奮しているかというものがダイレクトに伝わります。その音を聞いてより興奮してしまう…というまさに一粒で二度おいしいですね。

その7.ツボ押し棒・すりこぎ棒など

これはパッと見ただけでも「あれ、これって……」なんて思ってしまうほど、けっこうエグい見た目なので、その場の思いつきで買って使っている人も多いかもしれません。

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いわゆる、こういったアレですね。もうエロ目的で使ってくれと言わんばかりな形状ですよね(笑)

マンコにつっこんでみてもいいですし、ほぐした上でならアナルにも使える汎用性の高さは見事としか言いようがありません。

ただ、これだと入り口にしかつかえない、もっと長さがほしい…というのであればすりこぎ棒がお勧めです。

いろんな太さや長さのものが取り揃えられていたりしますからね。相手のニーズや進行度によって選べるというのもうれしいポイントです。

注意点としては、こういったグッズをマンコやアナルなど…相手の体内に直接入れる場合はきちんと洗浄をしてください。すりこぎ棒のような長さのあるものでしたらコンドームをかぶせて衛生面を保つこともお忘れなく。

その8.ぷっちょ

ぷっちょってなに?あのお菓子のこと?と、なんでSMグッズ紹介にお菓子が出てくるのか疑問に思う人もいるかもしれません。しかしこのぷっちょ。その筋の人には大変有名で広く使われているアダルトグッズなのです。

75505492なぜかといえば、この形状を見てもらえればお分かりになるかと思われます。こんなの卑猥すぎませんか?

およそ8年前の2007年にこの容器が誕生したといわれていますが、その直後から話題になっていたそうです。

バイブやローターなどのアダルトグッズを買うのが恥ずかしい女性たちが、オナニーグッズとして目をつけたのが始まりそうです。このクビレの連続した形状はマンコやアナルに入れてピストン運動をするだけで、ただそれだけでも十分に快感を得られるそうです。

中身を食べてもおいしいですし、大人のおもちゃとして容器を使ってもおいしい。無駄な部分がひとつもない、まさに地球にやさしいエコなグッズですね。

その9.犬の首輪やリード

調教には欠かせないメス犬としての自覚を植え付けるのにうってつけなのはやはり首輪です。リードをつけてやれば、さらに服従しているという精神を引き立たせられます。

11IMG_20130304_172828注意としては、中型犬や小型犬向けの首輪ではなく、大型犬向けの首輪を購入してください。

小型犬なんてのは人間の手首ほどの首周りだったりしますからね。人間に使うなら大型犬向けくらいの余裕が必要です。

もし、種類が選べるほど豊富に売っているのでしたら、革製品っぽい素材のものをおすすめしたいですね。やはり革製品というのはSMプレイとの親和性が高く、より雰囲気が出ますからね。ただ、入門やお試し用であれば画像のようなカジュアルなもので十分でしょう。

その10.光る棒・ルミカライト・サイリウム

よくアイドルのコンサートなどで使われているあれですね。実にカラフルに光ってくれる棒ですが、どこに使うかといえばもちろんアナルやマンコです。

6inchallといっても別に、光らせた状態でアナルにつっこんでホタルのように……なんていう使い方ではありません。それはそれで面白いかもしれませんが、割とほんとに面白くなってしまうのでSMプレイの雰囲気ではなくなってしまうかもしれません(笑)

これのいいところはその素材といいますか、形状と強度が実にちょうどいいのです。

ぐにゃぐにゃと曲がるとまではいかないものの、適度に柔軟性があるのでアナルの形に合わせてある程度変形できるのが特徴です。先端も丸くなっているものがおおいので、そういった面も安心できますね。

ちなみにこちらのグッズ、圧力を加えると光るという仕組みになっています。なので使っているうちに膣圧やアナル圧で勝手に光ってしまうこともしばしば(笑)おまえそんなに気持ちいいのか?と光った状態を見せてあげれば「やだ、私そんなに締め付けちゃってたんだ…」と、より辱めを与えられることうけあいです。

その11.使い捨ての下着・バケツや洗面器

こちらをなにに使うかといえば、おもらしプレイやおしっこプレイに使うことが出来ます。普段つかっているパンツでプレイをしてしまうと、そのあとの日常では使いづらくなってしまいますからね。

o0480048012635002572その点、もともと使い捨てを前提に作られているのであれば気軽におもらしプレイが楽しめます。

色はできれば白いものがいいでしょう。そうすることでおしっこの黄色い色がダイレクトに反映されますので、見た目的にもかなりの羞恥心を味わわせることが出来ます。

また、バケツや洗面器などにまたがらせてそこにおしっこをさせるというのもいいですね。

日本で生まれ育った女性であれば、おしっこなんてのはトイレできちんとするもの、といった倫理観です。最近つくられたデパートやショッピングセンターの女性向けトイレというのは、実にキレイで豪華に作られていますし、女性のトイレに対する意識というのはかなり高いです。

それをバケツや洗面器で用を足せ、というのですから屈辱的なものがありますし、いわゆる「ウンコ座り」の状態はマンコが自然と全開になりますからね。眺めるにはいい景色ですよ。

その12.結束バンド

いまやつっぱり棒に次ぐ100均の大ヒット商品であり看板商品である結束バンド。実はこれ、拘束プレイにも使うことができるんです。

e0235761_2053141どう使うのかといえば、それはとても簡単。親指と親指を合わせてそれをバンドで結ぶだけです。

それだけ?と思うかもしれませんが、実はこれってものすごく効果があるんです。すぐに外せそうな印象がありますが、きっちりと締められたら実にがっちりと拘束されます。がっちりすぎてちょっとアブナイくらいです。

上級者向けでしたら、後ろ手にした状態で親指同士を結束するのもいいでしょう。ただ、この状態はちょっとどころかかなりアブナイですので、あくまでも上級者のかただけがご使用ください。

後ろ手にして親指を結束するというのは人体の構造的に絶対に抜け出すことが出来ないと言われています。どれくらい強く拘束されるのかといえば、テロリストが人質を拘束する際にこの結束バンドを用いた方法をつかうほど、信頼性の高い拘束方法だと言われています。

後ろ手で拘束する場合は身体の自由が奪われるだけでなく、無理な体勢になってしまうこともままありますので、自分の技量や相手のレベルと必ず相談してくださいね。

番外編:買ってはいけないモノ

100均で買ってはいけないSMグッズといえば、ずばりロウソクです。以前も紹介しましたが、SMグッズで使われるロウソクというものはそれ用に作られており、一般的なロウソクと比べてかなりの低温になるような素材で作られています。

100均で売っているようなロウソクはごくごく普通のロウソクであり、それを人体に垂らせば普通にやけどを負って、ひどい場合は痕が残ってしまうことでしょう。

ロウソクプレイをしたい場合は、かならず専門のロウソクを購入してくださいね。

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SMプレイと脳内麻薬の関係とは

初心者が道具を選ぶのであれば、最初はシンプルで必要最低限の機能を備えたものにしましょう。ローターであればただ一定の強さで振動するもので十分ですし、バイブも無駄に凝った形や動きのものではなく、シンプルなものにしましょう。

いきなりあれやこれやと機能がついたハイスペックなものを買ってしまうと、ランクアップさせていく楽しみが失われてしまいますからね。ドラゴンクエストでいきなり最強武器であるところのロトの剣をもってスタートしたとしても、最初はばっさばっさと敵をなぎ倒せて楽しいかもしれませんが、レベルが上っても装備 が一向に変わらないというのは虚しいものです。自身のレベルが上がって、それにつれて装備もだんだん向上していくほうが楽しめますよね。

開発される側にとっても、一段一段ゆっくりとステップアップしていくと「徐々に開発されている自分」というものが実感できて、よりよいM女に育ってくれるも のですし。勉強やスポーツ、ゲームでもそうですが「成長していく実感」を得られるかどうかというのは満足度にとても大きく影響してきます。

最初はなかなか覚えられなかった九九をスラスラ言えるようになった時、逆上がりができなくても何度もやっていくうちに楽勝で出来るようになった時、マリオも慣れないうちはクリボーやノコノコにあっさり殺されてしまうものですが、慣れてくるとダッシュを維持しながらポンポンと踏み倒してテンポよくノーミスでクリア出来るようになった時。これらの体験ってとても気持ちがいいものではなかったですか?

いずれも成長が実感出来る時というのは、ドーパミンという脳内の快楽物質が出ている時です。ドーパミンとは物事が成功したり、上達したと感じた時にでる脳内物質で、モルヒネやコカインといった麻薬に相当する快楽や効果を得ることができるので脳内麻薬とも呼ばれています。

 ドーパミンだけではない、エンドルフィンやダイノルフィンなどの脳内麻薬物質

脳内麻薬と呼ばれる物質はドーパミンだけではありません。エンドルフィンやダイノルフィンといった鎮痛・鎮静作用のある物質も分泌されます。効果としてはモルヒネと似た効果であり、これが分泌されていると痛みを感じにくくなります。

例えば、僕自身の話になるのですが数年前に自転車で走行中に転倒してしまったことがありました。突然道路に飛び出してきた小動物を避けようと、とっさに前輪ブレーキをかけてしまったのですが、けっこうなスピードが出ていたのと下り坂だったために、後輪が浮き上がってしまい地面に投げ飛ばされた格好になってしまいました。

かなりの勢いで側頭部と右腕をアスファルトにこすりつけるような形になってしまい、けっこうな出血と右まぶたの近くを10針以上縫う怪我を負ってしまったのですが……不思議と、事故直後から病院で緊急処置を受けるまでの間、ほとんど痛みを感じることはありませんでした。むしろ、術後の麻酔が切れはじめてからやっと痛みを感じはじめ、そこからの激痛は今でも覚えています。

これはまさにエンドルフィンがモルヒネの代わりとして鎮痛作用を引き起こしてくれた結果です。むしろ、その鎮痛作用だけでいえばエンドルフィンは実にモルヒネの6倍相当の効果があるそうです。

エンドルフィンは怪我をした時だけではなく、マラソン選手がある一定のラインを超えた時に感じだす快楽…いわゆるランナーズ・ハイにも作用していると言われています。マラソンで走り続けることは苦痛を伴いますが、苦痛を受け続けることによってエンドルフィンが分泌され、むしろ苦痛が快楽・恍惚感に変わる現象です。そして男性だったら気絶してしまう、もしくは金玉を蹴り上げられた時の数十倍の痛み、なんて言われている女性の出産時にもこのエンドルフィンが分泌がされ、痛みをやわらげていると言われています。

実はこのエンドルフィン、痛みをやわらげるだけではなく快楽を引き起こすドーパミンを誘発するという作用もあるのです。

SM行為は脳内麻薬をフル活用している

先ほど少しランナーズ・ハイに触れましたが、SM行為の快楽というのはまさにこれと似たようなものです。というより、原理的にはまったく同じことと言ってしまっても過言ではありません。

マラソンという苦痛を伴う行為を続けることでエンドルフィンが分泌され、エンドルフィンが分泌されたことによってドーパミンも引き起こされ、誘発されることで苦痛が快楽に変わっていく……という仕組みです。

もちろん、誰しもが簡単にSMプレイをしたからといってランナーズ・ハイ状態に陥るとは限りません。むしろ、その境地に辿り着くまでに苦痛に耐え切れずやめてしまう人のほうが多いことでしょう。いきなり素人に42.195キロのフルマラソンを完走しろと言われたってまず無理な話です。そのラインまでいくためにはS側の技量もさることながら、M側の探究心や我慢強さも求められます。

これは一朝一夕で出来るものではなく、長い時間がかかるものだと思っていてください。しかし、時間と経験さえあれば誰しもがたどり着けるはずです。才能や体質といったものにはほとんど左右されません。人はご飯を食べなければお腹が空く。人は皮膚をつねられたら痛い。それと同じような、肉体としての論理的であり根源的な反応ですので、特別なコツなどは必要ありません。

そこに至るまでの過程が、いわゆる「調教」と呼ばれる行為なわけですね。最初は痛みや恐怖でしかなかった行為が、それを定期的に続けることによって次第になれていき、やがては痛みや恐怖よりも快楽や興奮が上回ることになります。

その味を一度覚えてしまえば、これまでの長い準備期間がウソのようにあっという間に苦痛を快楽に変換できるよう「コントロール」出来るようになってきます。そうなってしまえばあとはその快楽をいかに深く、長く突き詰めることが出来るかというネクストステージに入るわけですね。

ムチやロウソクといった道具は、あくまでもそのエンドルフィンやドーパミンを効率よく引き出すためのトリガー(引き金)でしかありません。なのでムチの振り方やロウソクの垂らし方、といったテクニックもそれをより効率的に引き出すという点では大事かもしれませんが、大局からみればさほど大事なことではありません。

そういった小手先のことにとらわれずに、いかに脳内麻薬物質であるエンドルフィンやドーパミンを上手くコントロールできるようになるか…そこに意識を持っていけるようになれば、その人はもう立派な上級者と言ってしまって差し支えないでしょう。


SMプレイにおける道具の選び方

SMプレイにおいて道具というのはとても大事なものです。なにせ、自身の体よりもその道具のほうがパートナーに触れている時間が多いことも珍しくありません。そんな相手の体に直接触れたり作用する道具の選び方、使い方には細心の注意をはらいましょう。

とくにいまはネット通販で気軽にいろんなアイテムが選べる時代です。きちんと自分の目的、熟練度に見合ったアイテムを選ばないとトラブルや失敗のもとになりかねません。

道具を相手に使う際は、必ず事前に自分で体験してみましょう

一番いいのはパートナーと一緒に現物を見ながら買うことです。むしろ、それ自体が一つのプレイとして成り立ったりもしますからね。あれやこれやらと現物を手にして、これはどう?こんなのは?さすがにこれはやばいよね?なんて言いながら吟味するのは楽しいものです。

でも、そういったデート感覚で買い物に行ける相手がパートナーであるとは限りませんし、ドン・キホーテのようなカジュアルにSMグッズが買えるお店が近くにあるとも限りません。あとは、突然取り出してパートナーにサプライズを与えたい、なんてのもあるでしょう。そういう時に役立つのはやはりネット通販です。

いまでは最大手のAmazonや楽天などでも気軽にSMグッズを買える時代ですからね。レビューや使用感などが載っている場合も多く、参考になります。私個人の買い物のコツとしては「レビューの☆1と☆5は参考にするな」といったところでしょうか。

経験則的に、☆5をつけるような人はなんにでも☆5をつける傾向にあります。☆1は商品以外のなにか外因的なものが理由で不当に下げられてしまっていることが多いです。例えば発送が遅かっただの、メールでの対応が悪かっただの、梱包が雑だっただの…。それはその商品自体にはなんの落ち度もありませんからね。まったく参考になりません。

なので主に見るのは☆2と☆4のレビューです。中でもやはり被体験者側のレビューが参考になります。どんな使い方をされて気持ちが良かった、というのは特に貴重な意見です。使用者側の意見もある程度参考にはなりますが、やはり実際にそのグッズを体験している側の意見のほうがより参考になりますからね。

価格も高ければ良いものとは限りません。1000円のバイブと5000円のバイブでは後者のほうが5倍気持ちがいい、なんてことはありませんからね。もちろん、値段が高いなら高いなりの理由…例えばパワーがあったり、造形が凝っていたり、動きが複雑だったりといろんな要因があります。

初心者の入門用ということであれば、まずはソコソコの値段のものから始めるのがいいでしょう。高すぎるモノはおそらく、持て余すことになるでしょう。安すぎるものはたいていはろくなものではないです。使い捨てや試しに使うならいいですが、あくまでも安いものは値段相応のクオリティだと思っていてください。それにバイブやローターであればパートナーの体内に直接触れたり、口で舐めまわしたりするものですから、あまり安すぎるのもこわいですからね。

3705最近は一口にバイブといっても、いろんな形や種類のものがあります。例えば、こちらの画像…一見すると、なんだか芸術的な彫刻作品のようにも見えますが、れっきとしたバイブです。でもこれって、使い方がぱっと見ではよくわかりませんよね?なんとなく太い方をマンコに挿入するんだろうな…というのはわかりますが、じゃあ反対の細い方はどう使うの?といった具合にです。

それをいざ使う段階になってから迷って戸惑っていたのでは情けないですし、興冷めになってしまいますからね。必ず事前に正しい使い方を調べておくのが大事です。そして、できれば自分の肌に実際に当てて体験してください。これはなにもバイブやローターだけではなく、ムチやロウソク、目隠しや縄も含めたSMグッズ全般にいえることです。

誰かに料理を作ってあげるときは、実際にテーブルに並べる前に味見をして確認するのがマナーですよね。何度も作っている定番メニューであれば省略してもいいですが、初めて作る料理であれば絶対に必要な行為です。SMプレイもそれと同じこと。むしろ不必要な怪我や痛みを避けるためにも、大事な作業といえるでしょう。


初心者が勘違いしがちな、ムチとロウソクプレイ

SMプレイを楽しんでいく中で、失敗してしまう時というのは必ず訪れます。誰しも最初は初心者ですし、初心者であればこそ失敗するのは当たり前のこと。なにも恥ずかしいことではないのです。

むしろ、失敗できることは幸せだと思ってください。挑戦できる機会がなければそもそも失敗することすら出来ないのですから。

ただ、失敗にも度合いがあります。笑って済ませられる失敗談ならいいですが、トラウマや大怪我を引き起こしてしまうほどの失敗だってあるのです。

今回はそういった失敗しがちなプレイ…とくにムチロウソクについて書いてみたいと思います。

ムチとロウソクは、必ずSM専用の物を使いましょう

皆さんのイメージするSM像は、やはり女性を亀甲縛りにしておしりをスパンキングしたり、いかにもな女王様のアイマスクをかぶった女性がムチやロウソクでブリーフ一丁の男性を責め立てるような図ではないでしょうか?

もちろんそれは代表的なSM行為ではあるのですが、決して初心者向けではありません。むしろ初心者と自覚しているのであれば、やってはいけない行為とも言えるかもしれません。なぜなら、先ほど挙げた行為というのは大きな怪我を伴う危険性があるからです。

ムチやロウソクはどれでもいいわけではなく、きちんとしたショップで買った「SM専用のムチ・ロウソク」といったものでないと火傷や出血の危険性があります。

よく知られている話ではありますが、SM専用のロウソクと普段つかっている一般的なロウソクというのはまったくの別物です。

SM専用に作られたロウソクは融点が低めに設定されており、火傷を引き起こすほどの高温にはなりません。(とはいえもちろんとても熱いです)仏壇やケーキに使うロウソクや、アロマキャンドルなどは絶対に使用してはいけません。

粗悪なムチは大怪我の危険性も

また、ムチにもきちんとした専用のムチというものがあります。上記の画像のようなムチが使われるのが一般的なのですが、名前はバラ鞭(ナインテール)と呼ばれることが多いです。

これは見た目や音は非常に派手で痛そうに見えるのですが、実際に使ってみると音ほどの痛みはないため、まさにSMプレイのためにあるようなムチといえるでしょう。

逆に乗馬で使われるような、一本ムチの場合は痛みが非常に鋭く、また身体にも痕が残りがちです。もちろんそちらを好む上級者のかたもいるのですが、初心者であればまずはバラ鞭から体験してみることをおすすめします。

ちなみに、身近なものでムチを代用しようと思うと多くの方が革製のベルトをムチのように使うのですが、あれもけっこう危険です。構造としては一本ムチとほぼ変わらないため、痛みの質も同じです。

バラ鞭は見た目通り、先端が複数に分かれているために点ではなく面でヒットし、痛みもその面積に分散されるために痛みが和らぐのですが、ベルトはヒットする部分がかなり小さいためにかなりの痛みを伴います。

もちろん、常にムチを用意しているとは限りませんし、代用品としての革ベルトのムチはやはり便利ですので、もし使用するのであれば十分に力加減の調整を行ってくださいね。

ただ、バラ鞭も熟練者が使用すればその性質もまた変わってきます。上級者がスナップを効かせてバラ鞭で叩くときは体の表面ではなく、内部にズシンとくるような重いヒット感覚を味わうことが出来ます。

普通に振りぬくような叩き方であれば切れ味鋭く、リズミカルに叩くことが出来ますので、一本鞭を使用する前のウォーミングアップとして使われることも多いです。

ただ、持ち手の短さから「挿入しながら」のプレイではどうしても力が入りきらずに十分な刺激を与えられなかったり、長さや形状のバリエーションにも乏しいため、どうしてもプレイの幅としては狭くなってしまうのがバラ鞭の欠点です。

しかし、痛みがそれほどでもないという長所はこのバラ鞭の最大の特徴ですので、それを活かした「初心者がムチ打ちに慣れるための入門用」であったり「デリケートな股間部分へのムチ殴打」などにはバラ鞭は最適といえるでしょう。


S男のあるべき姿、求められる姿になるコツとは

まずはなにも言わず、こちらの画像をご覧ください。

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どうでしょうか?心当たりのある方、いませんか?一般社会レベルにおいてのこの勘違いはよくある話なのですが、SM出会い系にまできてこのような気持ちでいる男性が非常に多いのです。

もっとも、だからこそ私のような中級者に毛が生えた程度のS男でも入れ食い状態で出会えてしまうわけなので、ありがたくもあるのですが…。私もそろそろ、あちこちを食い散らかして「とりあえず経験を積む」という段階からは卒業したいと思っていますので、皆様にこの心得を伝えたいと思います。

この心得を知っていれば、理想的なS男になれるコツのようなものを掴んでいただけるかと思います。事実、このコツを知らない「S男志望」のライバルたちはたくさんいます。そんなライバルたちに大きく、決定的な差を付けられるといっても過言ではありません。

S男のSとはServices(サービス)のSである

もちろん、本来のSとはSadismus(サディズム)のSなのですが、ある程度SM業界に身をおいた人であれば皆が口をそろえていいます。Sとはサービス…つまり奉仕であると。一般社会レベルでのわかりやすいSMイメージというのは、猿ぐつわや目隠しをされ、荒縄で亀甲縛りにされた女性が服を着た男性の足の爪先を這いずりまわるような…まるで犬がエサや水を得るときのような、惨めな格好をさせられている図ではないでしょうか。

一見すると、男性は傲慢であり女性は服従的であり、奉仕という面では女性が男性に一方的に行っているように思えます。が、実態は違うのです。Sの男性は相手がどのような命令・行為をされたら悦ぶかということを第一に考え、Mの女性というのは自分がどのような命令・行為をされたら悦ぶことが出来るか、というのを第一に考えます。

そういう意味では、Sの男性のほうがよっぽど奉仕的ではないでしょうか。Sの男性は相手のことを深く考え、考慮しているのに対してMの女性はあくまでも自分がまず第一です。なのでよく言われるのは、SはサービスのSでありMは満足のM、という言葉です。

Sの男性はなにも暴力を振るったり、相手を傷つけたいわけでは決してありません。むしろそのまったくの逆なのです。相手をいかに悦ばせるか、満足させるかということで自身の満足や快楽を得るのです。

Mの女性というのはムチで打たれたり暴言を吐かれたりといった行為に快楽や興奮を覚える性質であり、そこで直接的に自身の快楽を得ることが出来るので、あくまでも突き進む道というのは内側の自分自身であり、悪く言ってしまえば自分本位の快楽追求者といった感じです。

なので上記の画像のように人の嫌がることを言ったりして、個人的な快楽や満足を得ているのであれば、それはSどころか実はまったくの逆で、完全なM気質といえます。真のSであれば自分のことは二の次であり、まずは相手の快楽のことを考えます。そして相手が快楽を感じるさまを見て、こちらも快楽を得ることが出来るのです。

SM初心者というのは、むしろ有利になるケースもある

統計学的に見ても男性はS気質な人が多く、女性はM気質な人が多いそうです。ざっくりとした割合で言えばだいたい7:3くらいでしょうか?もっともパートナーとしては7:7と3:3になりますので、結果的にはどちらも溢れることなく釣り合いますのでM男なかたもご心配なく。ただ、絶対数で言えばやはりS男性募集のほうが多いのは事実です。

ただ、SM出会い系に100人のS男がいたとして…M女を満足させられる男性がどれだけいるかといえば…おそらく10人もいないのではないでしょうか。当然、M女というのは自分本位でわがままですので、自分をより満足させてくれる人を探します。そうなると100人のM女で10人のS男の奪い合いになるわけです。これがSM出会い系でS男が入れ食い状態になるカラクリなわけですね。

てことは初心者の自分は残りの90人側に属されて、出会えるチャンスはないってこと…?と思うかもしれません。ですが、それは大きな間違いです。むしろ、会うだけなら熟練者よりも簡単かもしれません。何度かこちらでもすでにお伝えしていることではあるのですが、大事なことなので改めて。びっくりするほど簡単に会える相手を探す初心者ならではのコツというのは……。

ずばり、同じ初心者同士を探すことです。

SM出会い系でSMパートナーを探すという人は、殆どの場合はずっと興味があったけれど彼氏彼女や妻旦那に言い出せなくて、ネットでなら見つけられると思って…といった動機です。それにSMの世界ってなんだか格式が高そうで、初心者がのこのことは入りづらい、ちょっと近寄りがたいイメージ…なんて思っている人も多いでしょう。事実、私もそうでした。

そういった不安を少しでも軽減したくて、同じような右も左もわからない初心者の人と出会いたい、と思ったものです。圧倒的な上級者で一から十まで教えてくれるような余裕のある人であればご教授うけたいものですが、そういった人たちというのはすでに懇意のパートナーがいたり、次は私にお願いします!というような順番待ちがあるような人気者だったりしますので、よほど運やタイミングが良くなければ見つかりません。

中級者くらいの人が一番見つけやすくはあるのですが、それくらいのレベルの人というのはどうしても自分の知識や経験をひけらかしたがる人が多くて「え?そんなことも知らなかったの?」だったり「いまそれするの?(笑)」というような、人をちょっと小馬鹿にした態度をとるひとも少なくありません。

それを考えていくと、やはり初心者同士というのが一番落ち着く結論になるわけですね。それは男性も女性も同じです。むしろどちらかと言えば出会うにあたって不安な面が多いのは女性でしょうから、初心者同士で安心を求めたがるのも女性というわけですね。

なので、初心者のS男が相手を探す場合は、必ず自分が初心者であることを伝えてください。これはすでに何度もかいていることではあるのですが…それほど、大事なことなのです。自分が初心者であることによって、会うことをやめてしまう女性もいることでしょう。でも、そんな女性よりも初心者だからこそ会ってみたい、という女性のほうが圧倒的に多いのです。堂々と初心者であることを名乗りましょう。

最初はだれだって初心者なのです。そこで経験を積むことで初心者から初級者へ、初級者から中級者、そして上級者へと登りつめていくわけです。でも、決してあせらないでください。初心者よりも上級者のほうが偉いというわけでもないのです。

SMというのは相手がいてこそ成立する行為です。まず大事にしたいのはパートナーの気持ちであったり、身体です。はやく上達したい、いろいろ経験したいという気持ちが焦るばかりにパートナーを傷つけてしまったり、ないがしろにしてしまうことだけはやめてくださいね。