あまり明るい話題がなかった2017年もそろそろ終わりを迎えようとしています。
テレビをつければ連日のように芸能人の不倫や、相撲の不祥事や、モリカケ問題など……もはや飽き飽きしてしまうような話題ばかりでしたね。
どこか日本全体が暗く重苦しいムードに包まれているような気さえしてしまいますが、そんな世相を吹き飛ばすかのごとく、今年も右肩上がりでSM界隈がとても盛り上がっていたのを感じます。
特に40代以上の中高年や熟年のSMデビューがとても増えたことが印象的な年でしたね。
とても元気でエネルギッシュな中高年
いまの若い人たちはあまり元気がありません。生まれた頃から不景気のままで好景気の時代を知らず、常に将来に不安を抱えているため貯蓄を優先し「遊び方」を知らない子が多いのです。
最近ではバブル芸人ともいえる平野ノラさんが人気だったり、女子高生のダンス部が荻野目洋子のダンシングヒーローを採用して全国優勝するなど、バブリーな時代をなつかしむ雰囲気があります。
そんな中、実際にバブル期を体験したオジサマやオバサマたちが「あの頃をもう一度!」と言わんばかりに、積極的に活動し始めているのです。
40代の中高年層が一番興味があるものといえば、男女ともにセックスです。とにかく中高年の性欲は尋常ではありません。AV作品の売れ筋が熟女モノばかりなのは中高年男性が同年代女性を求めているからですしね。
しかし、それなりに人生経験を積んできてしまうとノーマルなセックスではもう満足できなくなっているため、自然とSM出会い系へと流れ着いてくるわけです。
この傾向は数年前からあったのですが、今年は特にそれが顕著でしたね。掲示板の書き込みを見ても年々と年齢層が上がっていくのを感じます。
SMプレイは体力をつかわないため、中高年でも安心
しかし、いくら精力的でエネルギッシュな中高年でも、体力面ではどうしても若い頃と比べて落ちてしまっているもの。
若い頃は何発も射精できて、何時間でも腰を振れたのに、今じゃ1回イケるかどうかもわからない……。
寄る年波には勝てぬ、なんて言葉もあるように、体力面でセックスに不安を覚えて遠ざかってしまっている人も多いのではないでしょうか。
そんな人にこそ、SMプレイを勧めたいですね。
SMプレイはなにかと道具を使うことが多いため、ノーマルなセックスに比べて体力の消耗が非常に少なく済みます。
縛ったり叩いたりするS側のほうが大変に思うかもしれませんが、実際に体力的に大変なのは圧倒的にM側のほうですからね。
S側は奉仕される側ですので、それこそひたすらフェラチオをさせ続けたり、騎乗位で腰を振らせ続けたりといった王様のようなプレイだって可能です。
M側を攻めるときもバイブやローターを当て続けるだけでいいので実にエコです。前戯で体力を消耗しないので、本番にそのすべてを注ぐことが出来るのですから、中高年にうってつけのプレイですね。
中高年や熟年は同年代同士で繋がることが多い
わたしもそろそろ40代になりそうなアラフォー世代なのですが、若い女の子と接するのが怖かったり面倒に感じることが増えてきました。
やっぱり同年代の女性と過ごす時間って安心するんですよね。共通の話題もおおいので、気張らずに自然体でいられる時間はとてもリラックスできます。
若い女の子が相手だとどうしても話題はあわないし、こちらから寄せてあげないといけません。たいして興味もないYouTuberの動画を「これ見てみて!ちょーおもしろいの!」なんて見せられても、なにが面白いのがひとつもわかりませんでしたからね。
ただ、それでもやっぱり若い女の子は好きです(笑)
普段は同年代の女性とおつきあいをし、たまに若い女の子をつまみ食いする……そんなルーティンが出来上がってしまいました。比率としては7:3で同年代が多い感じですね。
オジサマは若い女の子から人気がある
「40歳をすぎたオッサンが若い女の子をつかまえるなんて大変そう……」と思うかもしれませんが、実はまったくその逆なのです。
いまの元気もお金もない若い男性は不人気で、お金も元気もあるオジサマを目当てに登録する若い女性が増えているんです。
一般的な出会い系であれば高級レストランにつれていったり、夜景のきれいなホテルに泊まったりなど「お金」の有無が出会いの成功率に関わってくるのですが、SM出会い系ではその心配がないのがいいですよね。
SM出会い系に登録している女の子の目的はSMプレイであり、デートではありません。おいしい食事よりも気持ちのよい大人のオモチャ。夜景のきれいなホテルよりもSM設備の整ったラブホテル。それらのほうがよっぽど喜ばれる上に、安く済むのがメリットですね。
つまり、一般的な出会い系でオジサマがモテるためにはお金を使う必要がありますが、SM出会い系ではいっさい必要ないのです。40歳を過ぎているだけで「無条件でモテる」という、ボーナスタイムを味わえるのがSM出会い系なわけですね。
オバサマは若い男性から不人気……そのため、選び放題です
一転してオバサマのほうはといえば、若い男性からはあまり人気がありません。男性は歳を重ねるごとに魅力も重ねていきますが、女性はその逆なのが実情です。
美魔女だなんて言葉ができたように、たしかに美しい熟女のかたは増えました。しかし、それでもやっぱり「セックスの対象としては若い女の子が好き!」という男性がほとんどなのです。
そのため、SMプレイに興味をもって登録した熟女や人妻たちは売れ残ることが多いです。
ただでさえ男性が不足しているSM出会い系で、さらに弱い立場にある熟年女性はこちらの言うことをなんでも聞いてくれますし、自分の好みの女性を厳選することができます。
男性のほうが圧倒的に強い立場にあるため10人の熟年女性から写真をもらって、気に入った1人とだけ会ってあとは切り捨てる……なんてことが日常的に行われています。
出会い系といえばデブやブスが多くいてハズレばかり。そんなイメージを持つ人も多いでしょう。実際、それは当たっています(笑)
10人から写真をもらったとして、その半分は話にならないデブやブスですからね。残りの3,4人が「まぁ、ありかな……」といったラインで、あとの1,2人が「おお、いいじゃん!」といった具合です。
しかし、SM出会い系で熟年女性を狙うなら「おお、いいじゃん!」と思えた当たりの女性とだけ会えるのです。これはとてつもないメリットだと思いませんか?
未経験だって全然大丈夫!初心者同士で始めたい需要が高い
ただ、40歳をすぎるとなかなか新しいことにチャレンジする、なにかを覚えることっておっくうに感じてしまうんですよね。
「SMプレイに興味はあるけど、なんかめんどうくさそう……」
そんなざっくりとした理由で敬遠してしまっている人も多いのでしょう。しかし、そんな心配は一切ありません。
なぜなら、SMプレイを一度はじめてしまえばむちゃくちゃ楽しいからです。
人間、楽しいことや興味のあることについて学んだり覚えたりすることって苦痛に感じないんです。それどころか、その行為自体が楽しく感じるものです。
野球やサッカーが好きな人は、選手名を覚えたり名勝負を調べたりすることの楽しさをよくご存知なことでしょう。
それどころかSMプレイは「実際に信じられないレベルの快楽を味わえる」のですから、ほっといてもドハマリしてしまうものです。
SM業界というと専門的で敷居の高いイメージですが、むしろ初心者をこれほど手厚くサポートしている業界もないと思います。
慣れた人に手ほどきしてもらうもよし。初心者同士でイチからはじめてみるもよし。中高年や熟年がSMを始めるには最高の環境が整っていると言えるでしょう。
人生も折り返しを過ぎると、毎日がマンネリで「ただ生きているだけ」の日々になりがちです。そんな人にこそ、SMプレイを一度でいいからやってみてほしいですねえ。文字通り、人生が変わる体験になることでしょう。