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読んだ5分後からすぐに出来る!実践的なSM入門プレイのススメ

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やはりSMプレイの何が一番大変かといえば、その入り口にあると思います。ノーマルなエッチにちょっと飽きてきたから…SMっぽい要素を取り入れてみたい。昔の時代ならいざしらず、いまの時代におけるSMの入り口というのはこれくらいのノリから始めるカップルが多いのではないでしょうか?

昭和の時代からの古参SMプレイヤーであれば、SMというのはもっと格式高くこうあるべきで…と思う方もいるかもしれませんが、それも時代の流れです。これから先も、SMはもっとカジュアルな路線になっていくものだとおもいます。そのためにはまずSM人口を増やしていくのが一番ですからね。いま、興味を持っていてこれから始めたいという人を私は応援していきたいです!

 

まずはソフトSMから

基本中の基本であり、いまもっとも需要があるのはソフトSMプレイなのかもしれません。一口にソフトSMと言っても様々ですが、ここでは強い痛みを伴うことなく、特別な道具を使わずにプレイできることをソフトSMと定義しています。

Sになる側のポイントとしては「相手を気持ちよくさせたい」という心構えでいてください。とくに、初心者どうしや興味本位で始める場合は絶対にそうしてください。

SMって相手を痛めつけて苦しませるものでしょう?と誤解して、いきなりハードなことをしてしまう人もいるのですが、NGです。

相手が真性のドM女ならまだしも、ちょっとわたしMっ気があるかも?くらいの人でしたら、確実に嫌な思いをさせてしまい、SM行為自体に嫌悪感を持つようになってしまいます。

もし、パートナーを引き込んでSMプレイを始めたいと思っているのでしたら、最初が一番肝心だと思っていてください。

人間、だれだって痛かったり苦しかったりするものは嫌なものです。でも、気持ちが良いものは好きなモノです。だから最初は気持ちよくさせてあげてください。そして、SMプレイは気持ちがいいもの、という認識を植え付けるところからがスタートなのです。

具体的なソフトSMプレイ

まず、プレイ自体はごく普通のノーマルセックスでも、ちょっとした縛り(物理的なものではなく)や制限をいれるだけでソフトSMプレイ感覚を味わえることも出来ます。まさに入門の入門といったところでしょうか。

たとえば「気持ちいい」という言葉を封印してみるだけでも、だいぶ雰囲気が変わります。普段のセックスにおいては頻出する言葉ですし、言われて嬉しい言葉ではありますが、いかんせんノーマルな感じが強いです、

なので、その言葉を使いたくなった時は「わたしの◯◯をもっと✕✕してください…」や「わたしの◯◯が✕✕みたいになっちゃってます…」など、S男の想像力をかきたてたり、増長させるような言葉を使うだけでグッとSMっぽい雰囲気になります。

SとMの関係を明確にさせる

SMプレイに慣れていないと、どうしても気恥ずかしさだったりしたものがあって気後れしてしまう部分があると思います。

あれ、俺はS役のはずなのになんかしっくり来てない感じがする…。なんて気持ちは、誰しもが通る道ではあるのですが、ちょっとしたコツで「なりきり」やすくなります。

それは、S側は服を普通に着てM側は全裸になること。これだけでSとMの主従関係といったものが見た目にはっきりと表れるようになります。

アダムとイヴが昔は全裸で暮らしていたものの、知恵の実を食べたことにより「恥じらい」が生まれて、イチジクの草を身につけはじめたという創世記の話は有名ですが、服を着るという行為は人間らしさの象徴でもあります。

お互いに全裸であれば恥ずかしさというものは特に感じませんが、どちらかだけが全裸というケースはなんだかとても恥ずかしいものに思えてくるものなんです。

なにも身につけていないというのは無防備そのものですし、これからいったいなにをされるんだろう…という想像力や期待感を盛り立てますし、服を着ている側はこれからなにをしてやろうか…という想像力と征服欲に駆り立てられることになります。

ここまでで何度か使いましたが、想像力という言葉はSMにとってとても大事なキーワードになりますので、覚えておいてくださいね。

 動いていいのはどちらかだけ、というルール

これも単純なルールですが、先ほどと同じように主役を明確にさせるという効果があります。

S側は一切動かずひたすらM側に奉仕させてみたり、M側に動くことを禁じてされるがままに責め立ててみたりといった塩梅ですね。

ただ奉仕させるだけではなく、椅子に座って上から見下ろしてみたり、S側は立ちながらM側の両手を束ねるように持ち上げてバンザイ状態にさせてみたり、ちょっとした一工夫いれるのもオススメです。

M側に動くことを禁じた場合は、唐突に愛撫をやめてみたりするのもいいですよ。それまで押し寄せていた快楽の感情が途絶えてしまうと、どうしても身体をよじらせてもっと求めたくなってしまうものです。そういった感情的なジレンマを生み出すことも、SMプレイにおけるコツといえます。

布一つで革命的な世界に!それが目隠しプレイ

もう一段階踏み込んだソフトSMプレイがしたいのであれば、やはり目隠しプレイがいいでしょう。

目隠しなんてのは別に専用のきちんとしたやつでなくても全然かまいません。ハンカチやタオルで十分ですし、その場でつけていたネクタイを使用するなんてのはなんだかドキドキするものですよ。

目隠しをすれば当然視界が遮断されて、とても不安な気持ちになります。

夜にブレーカーが落ちてしまい、手探りでドアを開けたり廊下を移動したりした経験は一度くらいはあるかと思いますが、明かりや視覚というものがどれだけ大事なのか、よくわかりますよね。

それは不安な気持ちを増大させるだけではなく、他の器官の感度をより鋭くさせる効果もあります。視覚からの情報がなくなった分、人間の体はほかの器官の感度を上げて少しでも多くの情報を得ようと、敏感になるわけですね。

なかでも顕著なのが触感でしょうか。少し触られただけでも、普段では考えられないくらいの反応を見せてしまいがちです。

首筋や耳元なんてのは普段から敏感で弱いという人が多いですが、目隠し中にそれらを触ろうものなら「あひゃん!」といったような、情けない声が大声で出てしまうのも珍しくありません。

そして聴覚や嗅覚も同様により研ぎ澄まされます。普段のセックスではあまり気にしなかった相手のフェロモンや息遣いなどがより多く感じられ、異様なまでに興奮してしまう効果を伴います。目隠しプレイの真髄は、こういった感覚を研ぎ澄まさせる部分にあるのかもしれません。

目隠しプレイになれてきたらそれプラスちょっとした拘束なんてのもオススメですよ。こちらも同様に柔らかい布…タオルやハンカチなどで手足を軽く縛ってみましょう。

ここで大事なのは、あくまでも軽くです。きつく縛ってしまうと痛いですし、気持ちよさよりも不安のほうが勝ってしまうかもしれません。

もはやノーマルセックスの範疇!?普及しすぎているコスプレセックス

これは本来、厳密に言えばSMプレイの部類にはいるはずなのですが…今やSMプレイと思っている方が少数派かもしれません。

よくあるのはナースやサンタコス、メイドさんなどですね。今や専門店に行かなくてもネット通販やドン・キホーテなどで気軽に、手頃なお値段で買える時代です。

ただ、個人的にはあまりにも安くてペラペラの素材感をもつコスプレ衣装は避けたほうがいいでしょう。コスプレによる興奮や盛り上げよりも、安っぽさによるガッカリ感が先に来てしまい、雰囲気が台無しになってしまうことがあります。

そして、大事なことなのですが、すぐに脱がせたり最終的に全部脱がしてしまったりなどは絶対にしてはいけません!それだとほんと、コスプレエッチの意味がありませんからね(笑)

また、せっかくなら衣装を選ぶ段階から二人であれこれと話して選んでみるのもいいですよ。「これとか似合いそうじゃない?」「でもちょっと私のキャラじゃないかな~」「そのギャップがいいかもよ!」なんてやりとりをしながら、わいわいと選ぶだけでも楽しかったりするものです。

最初はやっぱりその相手の長所を引き出すようなコスプレから入るのがいいと思いますよ。身長が高めの女性であれば女教師風が似合ったりしますし、低くて童顔であればメイドさんみたいなフリルの付いたかわいい衣装が似合いますからね。あえてのギャップ狙いは、少し慣れてきてから行うのがオススメです。

練習相手の探し方

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苦痛系プレイの際に気をつけたいこと

ひとくちにSMといってもいろんな趣向があります。よくいわれるのはソフトSMとハードSMですが、そのハードのSMの中にもいろんなジャンルがありますからね。そこがSMの面白いところでもありますが、同時に大変なところでもあります。おおまかにハードSMのジャンルを挙げてみると…。

  • ムチ打ち
  • ロウソク責め
  • 針責め
  • 水責め
  • 三角木馬
  • 性器・顔面踏みにじり
  • 人間便器(強制スカトロ)
  • 荒縄での緊縛
  • 吊るしプレイ
  • スパンキング
  • フィストファック
  • 首絞め

などなど…。細かい部分をあげればまだまだこの何倍ものプレイがあると思います。パッと見てもらってもわかると思いますが、そのほとんどが肉体的に苦痛を伴うものであり、それがハードSMプレイになっているのが特徴ですね。

ソフトSMであれば目隠しだったり、言葉責めだったり、柔らかい布での緊縛プレイだったりと、苦痛を伴うプレイはほぼありません。なのでソフトSMでは物足りなくなってきた人たちがハードに移行することになりますので、自然と苦痛を伴うプレイばかりになるわけですね。

なので、もしSMそのものは未経験だけどソフトなんて生ぬるいことはすっ飛ばしていきなり苦痛系にチャレンジしてみたい!という人が居たとしても、そこは順序を守ってまずはソフトから始めることを強くおすすめいたします。ソフトSMというものはすべてのSMプレイの土台になっておりますので、基本をおろそかにすることは仕事でも、趣味でも、学問でも、なんにしたってNGなのですから。

苦痛系プレイは双方の同意が必要です

気をつけたいのは、パートナーのどちらかだけが苦痛系をやりたい!と思っていても、もう片方が乗り気でなければ絶対にすべきではないということですね。当たり前ですが、SMプレイというのは双方の合意のもと行うのが鉄則です。特に行為を行うS側がしたいからといって苦痛系を強要してしまっては、それはSMプレイではなく単なる暴行罪に成り果てます。絶対に避けましょう。

とはいえ、乗り気でないパートナーをどうにかして説得したい…という感情は当然あることと思われます。そういう場合は、まずは相談することです。それで具合を見つつ、試しにやってみない?という感じで誘ってみるといいでしょう。

ただ、Mっ気があるからといって苦痛系にも適応があるかといえばそうとは限りません。むしろ苦痛系で快楽を感じれるようになるMというのは一握りの存在です。そのステージまで引き上げられるかどうかというのはS側の技量や経験にもよってくるのですが…ここで焦って無理をするようなSにはならないでくださいね。


私が 過去に経験したすこし変わったSM出会い。

ずっとSM出会い系サイトを利用しているので、今までに、いろいろなSM出会いを経験しています。

なかにはすごく変わった経験も。今日はそんな経験をいろいろ紹介していきます。

SM系のAV女優

SM系AV女優をしているんだけど、「なかなか人気が出ない。一緒に人気が出る方法を考えて欲しい」っていう女性がいました。その時は、ちょっとしたブログを作ってあげて、そこにいろいろSM写真を掲載するようにアドバイスしました。

結果、それなりにファンが増えたので、お礼としていろいろなプレイをさせてもらいましたね。AV女優だけあってルックスは抜群だったし、お礼の意味もあって徹底的に奉仕をしてくれました。

mixi での出会い

mixi のコミュニティで出会った女性もいました。初期の mixi って、出会いに対する規制が入っていなくて、けっこう女性と出会うのが簡単だったんですね。

そのコミュニティではけっこうオープンにSMの話をして結果的に長期的なパートナーになることができました。

今では、出会いにたいする規制がかなり厳しいので mixi で女性と出会うのはかなり難しいでしょう。

テクニックがあるなら無料

テクニックがあるなら無料でSMプレイをしてもいいという女性もいました。Mの女性でした。
SMプレイをしてみて、テクニックがあるなら、お金はいらない。もし下手だったらお金をはらってほしいとのことでした。結果的にあんまり上手にできなかったけど、お金は払わなくてよかったんです。どうやら、SMプレイをしたこともないような男性のひやかしを防止するために、そんなふうに募集していたようですね。

M男のふりをして出会ったら大変な目にあった

わたしはSなんですが、ふと思い立ってM男としてSの女性を募集してみました。

ほんの軽い気持ちだったんですが、すぐに素敵な女性と出会えました。すごく美人でスタイルも良くて、30歳の女性。丸の内に勤務するOLで、おしゃれで高身長で、普段の生活だったらお目にかかる機会はまずないだろうというくらいの上玉。

しかし、いざプレイになると、これがただただ私に舐めさせるだけなんです。超美人のオマンコやアナルですから、最初は喜んで舐めます。

しかし、いつまでたっても、それが終わらないんです。正直、10分も舐めていれば、飽きてきます。20分経つ頃には、舌が痛くなってきます。

勘弁してくださいといっても、相手はこちらがMだと思っているんだから許してくれません。

自業自得とはいえ、かなり辛い思いをしました。

しかし、しばらくすると、この苦痛を忘れてまた会いたくなるんですね。美人のオマンコを舐めたくなるんです。

そしてまた後悔。

激しく生産性の低い行為だということはわかっていながら、なかなかこの女性とは離れられませんでした。ひょっとして、すこしM気質があるのかな?

スカトロマニアのM女との出会い

スカトロの出会いというのもなかなか強烈でした。ウンコをさせて辱めるんですが、ウンコってめちゃくちゃ臭いんですよね。もちろん、そんなことはわかっているんですけど、それにしても耐えられないくらいくさい。

だけど、女の子がウンコをして恥ずかしがっている姿は見たい。そもそも、ウンコが臭くなかったら恥ずかしくないはず。だから臭ければくさいほど恥ずかしいんだけど、こちらとしては、ウンコが臭いほど萎えてしまう。

強烈なジレンマに悩まされることになりました。

風呂でウンコされたときは、しばらく臭いが取れませんでした ……。


はじめるならまずはソフトSMから

いつ頃だったからか、ソフトSMという言葉が生まれました。この言葉を作って広めてくれた人に対しては感謝してもしきれません。この言葉が出来たおかげでSMプレイのハードルがぐっと下がり、SM人口が一気に増えたと思われます。

もともとSMプレイというものに願望をもつ人(特に女性)というのはとても多いものと言われています。某大手アダルトグッズ販売サイトのアンケートにて「SMプレイに興味があるorしてみたい」という質問に対して実に8割弱の女性がYesと答えたそうです。

ただ、アンケートに答えた女性がアダルトグッズを求めているような性に積極的な女性ばかりということを考えると多少は差し引く必要があるかもしれません。それでも一般女性を無作為に選んで同じ質問をしたとしても5割以上はYesと答えることでしょう。

ソフトSMならしてみたいな、と思う女性は具体的にどんなプレイをイメージしているかというと…。

・目隠しプレイ

・ネクタイやクッションが付いた手錠など、軽めで痛くない拘束プレイ

・バイブやローターなどのオモチャを用いたプレイ

というものだそうです。意外なのはおもちゃを使ったプレイをソフトSMだと思っている女性が多いことですね。

それに引き換えハードSMというのは、ほんとにハードです(笑)時には相手に大きな怪我をさせてしまう可能性さえあるものですし、専門の道具や場所が必要になってきます。

一般家庭で天井吊りが出来る環境というのはなかなかないですからね。よくある光景として欄間に縄を引っ掛けて吊るすというものがありますが、これも縄の強度や相手の体重、欄間の重心などをきちんと考えないといけません。最悪の場合、欄間が折れて落下して骨折してしまうかもしれませんし、結構な修繕費用がかかってしまいます。

SMプレイにおいて一番してはいけないことは、相手を傷つけてしまうことです。しかし、SMプレイというのは肉体的な激しさを伴うもの…つまりは紙一重です。慣れた人であればそういった一線の見極めが出来るため、その直前で止めることが出来ますが、不慣れな人はその線引きがわかりません。

いわゆる「生兵法は大怪我のもと」というものですね。動画ではこうしてたから、サイトにはこう書いてあったから大丈夫、なんて思い込みは絶対にしてはいけない危険な行為です。SMというのは相手との信頼関係があってこそ。SMプレイそのものに固執するのではなく、パートナーとともに作り上げていくものだとということを忘れずにいてください。


入門用に抑えておきたいソフトSMの具体例:緊縛・小道具編

さて、先日は目隠しプレイについて解説をしましたが、次は緊縛・小道具を用いたプレイを紹介してみたいと思います。目隠しプレイはいつでもどこでも気軽にできやすいのがメリットでしたが、今回はちょっと事前準備が必要な場合もあります。ただ、その分、より非日常感が味わえますので、目隠しプレイの次のステップとしてオススメです。

◆ソフトな緊縛プレイとは

なにをもってソフトなのかハードなのかを分けるのは難しいところですが、個人的な境界線としては「プレイ後に痕が残るかどうか」で決めています。荒縄や鎖などは痕が確実に残りますのでハードなプレイ、やわらかいヒモや伸縮性のあるゴム素材などは残りにくいですので、ソフトといった感じですね。

当然ながら初心者であればソフトな緊縛からはじめましょう!ハードな緊縛は縛り方がまずいと怪我を伴う危険性があります。目隠しでも活躍したネクタイがここでも活用できます(笑)ただ、手や脚が開こうとする力というのは思った以上のものがありますので、引きちぎれるまではいかないものの、生地が間延びして見た目が悪くなってしまう可能性もあります。もうどうでもいいようなくたびれたネクタイを使用することをおすすめします。

あとはドン・キホーテのアダルトコーナーにでもいけばカワイイふわふわがついていたり、ゴム質で安全性の高い手錠だったりが売っていますので、それを購入するのもいいかもしれませんね。

「ちょっとドンキで買いたいものがあるんだけど寄っていい?」

といって、あくまでついでを装って「わー、みてみてこんなの売ってる(笑)」というノリでアダルトコーナーに連れ込むのも手ですよ。というかほとんどのカップルはやってることだと思いますが(笑)彼女のほうもわかっているので、そういった場所に興味津々なものの、なかなか女性本位でそういったコーナーへは入りづらいものです。なので男性がリードしてくれることによって助かるという面もあるわけですね。

手や足をしばる道具が用意できたら、いよいよあとはしばるだけ…ですが、縛り方と場所に注意です。固結びなんかは厳禁ですよ?きちんと外しやすくて食い込みにくい結び方をしてあげましょう。縛る際もぎゅっと締め付けるのではなく、すこし余裕を残したあそびを加えてください。これがないと最悪、手の皮同士や布がスレて出血してしまうこともあります。縛る時は外すことを前提に、ゆるめに結んであげましょう。一度試しに結んでみて、相手に感触を聞くのも大事です。もうちょっとゆるくして、もう少し下のほうで結んでほしい、など具体的な改善案を聞き、よりよいものにしていきましょう。

ただ、ここでもうひとつ注意したいのは後ろ手で縛る行為です。たしかによりSM的であり、実際の緊縛感もかなり良いものがあるのですが、体勢としてかなり不自然でキツいことがデメリットです。特に後ろ手で結んだまま正常位の体勢になると、自身の体重が片手首に押し寄せることになり、うっ血してしまう恐れがあります。相手の体を気遣えてこそのSMプレイということをお忘れなく。


これからSMを始めてみたい初心者の方へ

まず声を大にしていいたいのは、SMは素晴らしい!ということ。

一般的にSMというとアブノーマルの代表的な行為であり、しばしば変態行為として評される場合もありますが、それは大きな誤解です。変態というのを一言で言うのは難しいのですが、一般的な嗜好とはかけ離れた性癖を指す場合に用いられることが多いです。

例えば…死体に対して性的興奮を覚えるだけでなく、その死体とセックスをしてみたい衝動に駆られるネクロフィリアや、脳を低酸素状態に陥らせることで死亡してしまう危険性を多分に含みながらも、自分が「落ちて」いく感覚にハマってしまうアスフィクシオフィリアなど。

こういったケースはマイノリティな性癖…つまり変態と言ってしまっていいでしょう。ではそういった意味で、SMというのは変態なのでしょうか?

コレに関しては一概には言えません。なぜならSMという言葉にはとても幅広い意味が込められているからです。先ほどのアスフィクシオフィリアにしても、首絞めプレイを伴うことが多いのですが、首を絞める側がS、絞められる側がMと定義すればSMプレイとして成り立ってしまうわけですね。

でも一般的なカップルが「ちょっとSMをしてみない?」と提案して、いきなり首絞めプレイはしませんよね?そういった初心者のかたが思い浮かべるSMというのは変態行為とは呼べない内容が多いです。

なにせ変態というのはごく一部の人だけが性的興奮を覚えるマイノリティな存在です。でも、目隠しして性感帯を責められることで性的興奮を覚えることはごく当たり前ですよね?10人中9人はイエスと答えるようなものだと思われます。

ネクロフィリアの性癖である、死体とセックスしてみたいと答える人は1万人いて1人いるかいないかでしょう。でも手を軽く縛ってみるだけならしてみたい、という人はその数千倍もいるはずです。

SM入門の最大の障壁となるのはそのパートナー探しです。現在の恋人や夫婦同士で踏み切れないのはまさにここにあります。

もし、SM行為をしてみない?と提案して、引かれたり拒否されたらどうしよう?という恐怖が先に来てしまうわけですね。特に夜の営みというのは夫婦にとってデリケートな問題であり、離婚問題に直結することもあります。提案してしまったばかりにノーマルなセックスもなくなってしまった…というケースもなくはありません。

もちろん、愛する者同士でSM行為を営めるのであればそれが理想です。ですが、SM行為を強要することだけはしてはいけません。SMというのはあくまでも二人の意思疎通が一致しており、目指すべき場所が定まっている場合にのみ、その快楽を得られるものなのですから。

そういった意味では、最初からSM嗜好の人だけが集まるSM出会い系というのはまさに理想のパラダイスといえるでしょう。SMといってもそのジャンルは様々。マイナージャンルな人ほど、そのありがたみを享受できるかもしれませんね。